犬の室内フリーで行動範囲を限定する理由とは?台所を含む留守番でも安全に徘徊が出来る家の中はコレ!

こんにちわん壁|ω・`)ノ ヤァ

この記事では、室内フリーなどの犬が家の中を自由に徘徊できる放し飼いの生活スタイルにおいて、飼い主が犬の安全の為に定めておきたい〝室内における行動範囲の危険箇所〝や〝犬の行動範囲内においてはいけないモノ〝について紹介しますね。

特に室内フリーの状態で行う、犬単体の留守番では、台所や階段などは犬にとって危険な場所(命を落とす可能性)となります。その為、犬を家の中で放し飼いするのであれば、犬の安全面を考慮して飼い主は何かしらの対策(犬の行動範囲における制限)を作ってあげなくてはなりません。

では、犬を家の中で放し飼い(室内フリー)に移せる、安全な環境とは一体どのような対策を施せば良いのか?について見ていきましょうね。

  1. 犬の室内フリーで行動範囲を限定する理由とは?
    1. 犬の命を守る為に必要な対策
  2. 1:室内フリーにする上で危険なもの〝電源ケーブル〝
    1. 電源ケーブルを噛む事による犬の感電を防ぐ
  3. 2:室内フリーにする上で危険なもの〝ビニール袋やお菓子の袋〝
    1. ビニール袋などを誤食する事による事故を防ぐ
  4. 3:室内フリーにする上で危険なもの〝キーホルダーや小さな物〝
    1. 誤食による犬の口内や体内の怪我を防ぐ!
  5. 4:室内フリーにする上で危険なもの〝椅子やキャスター付きチェア〝
    1. 犬の骨折や被毛を踏みつける事故を防ぐ!
  6. 5:室内フリーにする上で危険なもの〝ゴミ箱〝
    1. ゴミ箱を漁ることで起こる中毒などの事故を防ぐ!
  7. 6:室内フリーにする上で危険なもの〝衣類〝
    1. 衣類のボタンやジッパーによる怪我を防ぐ
  8. 7:室内フリーにする上で危険なもの〝家具などの角〝
    1. 犬がぶつかる事による怪我を防ぐ!
  9. 8:室内フリーにする上で危険なもの〝ドア〝
    1. 犬がドアで足を挟む事による怪我を防ぐ
  10. 9:室内フリーにする上で危険な場所〝台所〝
    1. 台所は犬が誤食(中毒を起こす)最も危険な場所
  11. 10:室内フリーにする上で危険な場所〝玄関〝
    1. 脱走による事故や他人への配慮
  12. 11:室内フリーにする上で危険な場所〝階段などの段差〝
    1. 犬の足腰への負担となる原因の一つ
  13. 12:室内フリーにする上で危険な場所〝庭やベランダ〝
    1. 第三者による犬への被害を考えよう!
  14. 最後に:犬の室内フリーで安全に徘徊出来る家の中についてまとめてみました

犬の室内フリーで行動範囲を限定する理由とは?

犬の命を守る為に必要な対策

犬を家の中で放し飼い(室内フリー)にする上で、犬に対し行動範囲を限定する理由は以下の通りになります。

  • 飼い主が常に犬の様子を監視出来ない為
  • 家の中(室内)には、中毒の危険となる物が多い為
    • 台所床の食材カス(玉ねぎなど)
    • タバコ
    • お酒
    • 化粧品
    • 薬剤(洗剤など)
  • プラスチックや小物を誤食して、喉に詰まる・体内で怪我をするなどを防ぐ為
  • 電源ケーブルなどを噛んで感電する危険を防ぐ為
  • 階段などの段差で犬が落下して怪我をする危険を防ぐ為
  • 玄関などから犬が脱走する危険を防ぐ為

これらは特に飼い主が仕事やお出掛けなどで、犬にお留守番を任せている時が一番危険となります。

犬単体のお留守番時は、飼い主が犬を長時間監視出来ない状況下であり、さらに犬が危険に晒されても(感電など)飼い主は家を離れているので、

  • 犬の状態に気がつくことが出来ない
  • 速やかに対処(応急処置)する事が出来ない

この事から最悪の場合、犬が命を落とす事も十分に考えられます。

これが犬を家の中で放し飼い(室内フリー)にする危険性であり、飼い主が対処(行動範囲を限定)する理由となります。では、犬が安全に室内を徘徊出来る家の中とは、一体どのようなものなのでしょうか?

本来、家の中で起こる犬の事故は日頃から家の中の危険なモノを『遠ざける・隠しておく・部屋を片付けておく』事で未然に防げる事がほとんどです。

その為、飼い主個々がしっかりと犬の目線に立って『何が危険なのか?』や、『何を噛みたい、食べたいと感じてしまうのか?』を一度じっくりと考えてみると何が危険でどう対策すれば良いのかが自ずと見えてくるようになります。

今回は一般的家庭内において危険とされる箇所や物について以下にまとめて見ましたので、是非参考にして見てくださいね。

ただし、個々によって当然、家庭内の家具や物などの種類は大きく異なりますので、目安として見て頂ければなと思います。

(; ・`д・´) さぁ、お部屋のお掃除をしながら見ていきましょう

1:室内フリーにする上で危険なもの〝電源ケーブル〝

電源ケーブルを噛む事による犬の感電を防ぐ

私達が暮らす中でテレビなどの電源ケーブルは必ず必要となり、家の至る所にあるかと思います。しかし、この電源ケーブルを犬が届く範囲内でコンセントを刺したまま放置していると、飼い主が犬を見放した隙や、留守番時に犬が電源ケーブルを噛んで感電する危険性があります。

犬が感電した場合、下手をすれば死に繋がる可能性もありますので、必ず電源ケーブルは犬から見えない・届かない場所に設置しましょう。

電源ケーブルの隠し方としては、電源ケーブルを家具と壁の間に通したり、犬が届かない壁の高さにフックなどを活用して電源ケーブル掛けていく方法があります。またコンセント部分に関してはその箇所を柵や家具などで囲う対策が必要になってきます。

もし、どうしても電源ケーブルを犬の見える・届く範囲に設置する必要がある場合は、〝ケーブルカバー〝を付けておく事で犬が噛む事による危険性を少しでも減らす事が出来ます。

ケーブルカバーには様々な形がありますが、出来る限り犬が噛みにくいとされる半楕円形(かまぼこ型)を選択されるのが良いかと思います。

この電源ケーブルに対する対策は犬を室内フリーにする上で、とても大切な事となりますので犬の安全の為にも必ず対策を施しておきましょうね。

2:室内フリーにする上で危険なもの〝ビニール袋やお菓子の袋〝

ビニール袋などを誤食する事による事故を防ぐ

ビニール袋やお菓子の袋は、犬に限らず野生動物もこれらが原因で毎年多くの命が亡くなっています。お菓子の袋は勿論、ビニール袋も実は動物達からすれば、とても甘い香りがする美味しそうなモノの1つで、犬を含む動物はビニール袋(プラスチック系)を食べ物と間違えて誤食してしまう事故が実際に起きています。

ビニール袋などを誤食した動物は、以下のような原因が大きな死因となっています。

  • 喉に詰まらせて窒息を引き起こす
  • 胃腸内にビニール袋が消化されずに体内へ残る事で、動物はご飯を摂取する事が出来ずに〝餓死〝する

犬を家の中で放し飼い(室内フリー)にする際に注意しておきたいビニール袋と言えば、飼い主が食べた、〝飴玉〝や〝小さなチョコレート〝などの包装です。

これらは犬が口に含み、食べるには丁度よいサイズとなりますので、犬がそのまま飲み込んでしまう可能性が十分に考えられます。

犬が間違ってお菓子の包装を飲み込んでも、うんPとしてビニールの包装が出てこれば安心出来るのですが、出てこない場合は犬の体内でビニールが詰まってる可能性が考えられますので、早急に動物病院へ駆け込む必要があります。

特に犬がビニールなどの包装を誤食した瞬間を飼い主が目撃できたのなら、すぐに動物病院へ連絡をして指示を仰ぎましょう。

吐かせる場合に、塩水やオキシドールを使用する事が多い様ですが、獣医師によってはその見解は異なります。その為、ネットの知識だけに頼らずに掛かりつけの獣医さんに犬が誤食した場合の対応法をあらかじめ聞いておくと良いですね。

このような事故を防ぐには、日頃からゴミをすぐに〝蓋〟の付いたゴミ箱へ捨てる習慣を付ける事です。(ゴミ箱に蓋が無いと、わんちゃんに漁られる可能性があります)

机の上や室内にゴミをポイポイッと放置しておく人は、犬がビニール袋などを誤食してもすぐに気が付かない、または犬が誤食しやすい環境となっていますので特に注意を向ける必要があります。

ゴミを室内に放置する方は今一度、わんちゃんの為にも自身の行動を見直しておくと良いですね。

3:室内フリーにする上で危険なもの〝キーホルダーや小さな物〝

誤食による犬の口内や体内の怪我を防ぐ!

こちらもビニール袋と同じく、犬が誤食する危険性の高いモノとなりますが、キーホルダーやネックレス・小さな玩具・裁縫道具などの硬い素材(金属等)の場合は、犬が噛んだりする際に歯や口内を傷付ける危険性が高くなります。

特にプラスチックやゴム素材は犬的にも噛み心地が良いのか、それらの素材を好んで噛んでいる事が比較的多い様に感じます。

また犬が誤食してしまった場合は、飲み込んだ素材・形・大きさによって、吐き出させること自体が危険(吐き出す際に器官を傷付ける)となり最悪、手術で犬が誤食してしまったモノを取り出すことになります。

私が動物病院でよくお聞きするのが『裁縫道具の針』です。

私達が思う『こんなモノはさすがに食べないだろう』という考えは、犬に対して一切通用しませんので『何も口に含ませない!』と意識して行動するのが、犬を家の中で安全に徘徊させる為の考え方となりますね。

特に手術は犬の体に大きな負担を掛ける要因となりますので、防げたはずの事故を犬に負わせない為にも、家の中にある細かなモノは犬が届かない・開けられない場所へ片付けておきましょう。

そして、裁縫を行う場合やネックレスなどを飾りたい方は『わんちゃんが入って来れない部屋を用意』しましょう←(; ・`д・´) これ、かなり重要ですよ。危険なモノを全てその部屋に移せば、犬が事故を起こす危険性がグッと減りますからね

4:室内フリーにする上で危険なもの〝椅子やキャスター付きチェア〝

犬の骨折や被毛を踏みつける事故を防ぐ!

実際にキャスター付きのチェアで、私もやらかしていますから、特に気を付けて頂きたい危険なモノになります。

(;´・ω・) 実は椅子が原因で我が家のポメラニアン〝そら〝の毛を抜いてしまったのです。。。

私達が普段から何気なく使用している家具の一つですが、飼い主が椅子に座っていると犬は『飼い主と離れたくない』と言った理由から、自身が座っている椅子の足元付近でわんちゃんが寝ている事が多いかと思います。

特に飼い主へ常にべったりと自身のそばを離れようとしないわんちゃんは、私達が椅子に座っている間、ずっと椅子のそばで寝転がっている事が多いですね。

しかし、椅子の下に犬が寝転がっている状態で、椅子を動かしてしまうと犬の毛を挟んだり、骨折などの怪我をさせてしまう事が十分に考えられます。

特にキャスター付きのチェアは自身が動かしたつもりは無くても、いつの間にか、犬の毛をキャスターで踏んでいる場合があります。

また、飼い主が立ち上がろうとして椅子を引いた際に、キャスターが犬の手足を踏んでしまう事もありますので、キャスターが付いている椅子は特に注意が必要です。

もし、椅子のキャスターが『犬の被毛を踏んでいるかも知れない』と感じた時は、椅子をそっと持ち上げて、犬とキャスターを離してあげましょう。

そして出来るのであれば、椅子の付近に犬が近寄らない(専用の部屋を作る)・椅子自体を撤去する(座椅子への生活スタイルに変更する)などの対策を施してあげるのが一番安全となります。

5:室内フリーにする上で危険なもの〝ゴミ箱〝

ゴミ箱を漁ることで起こる中毒などの事故を防ぐ!

ゴミ箱には、蓋つきのゴミ箱と蓋の付いてないゴミ箱の2種類があります。蓋の付いたゴミ箱であれば、犬を室内で徘徊させて居ても犬がゴミを漁る事が出来ませんので問題は無いのですが、蓋の付いていないゴミ箱には少し注意が必要です。

蓋の付いていないゴミ箱は、お菓子の袋や食べ物などのゴミを密封できない為、ゴミ箱から漂うお菓子などの匂いに釣られて、犬がゴミ箱を倒す・漁る可能性があります。

蓋の付いていないゴミ箱へゴミを捨てておくのは、わんちゃんに『悪戯してもいいよ』と、言っているようなものだと考えて下さい。

ゴミ箱の中にあるものは人がゴミと認識・判断したモノとなりますが、犬からすればゴミの種類によっては〝面白そうなモノ〝や〝美味しそうなモノ〝と感じる場合があります。

そして人が捨てるゴミの中には、犬にとって危険なモノ(ビニール袋や弁当、爪楊枝など)が数多くあります。その為、犬がそれらを誤食して中毒や怪我を引き起こさせない為にも、基本的にゴミは密封できるゴミ箱かゴミ袋に捨てて、外に置いておくのが理想となります。

また密封可能なゴミ箱は、わんちゃんが悪戯できない種類(サイズが大きく、ロックできるタイプ)を選択するのがおすすめです。我が家のボス(中型犬mix)にはゴミ出しする前のゴミ袋を荒らされて、悲惨な目に会いましたので・・・気を付けて下さい(;´・ω・)

6:室内フリーにする上で危険なもの〝衣類〝

衣類のボタンやジッパーによる怪我を防ぐ

犬の中には、私達が着用する靴下やTシャツなどを好んで、おもちゃにする子がいますよね。我が家のポメラニアン〝そら〝と〝あめ〝も、衣類で遊ぶ事が大好きなのですが、私が〝そら〝と〝あめ〝を観察して分かったのは、私達の匂いが染み付いた着用後の衣類を特に好んでいる事です。

さらに犬が衣類で遊ぶ際の興奮度は、その衣類を着用した人物の匂いによって大きく異なります。わんちゃんが私達の衣類で遊んでいる姿はとても可愛いのですが、少し気を付けておかないといけない事もあります。

衣類に付いているボタンやジッパーは、犬にとって噛み心地の良い部分となり、飼い主の気が付かないうちに、いつの間にかボタンやジッパーがボロボロになっている事があります。

別に衣類がボロボロになるのは衣類を放置していた私達が悪いので、わんちゃんを叱るのはお門違いと言えますが、それよりも心配なのはボタンやジッパーなどを噛むことで、以下のような危険が起きていないかです。

  • 口内に怪我をした
  • 誤食した

ボタンやジッパーの中には、金属製などの硬い素材が使われている製品もありますので、犬が噛み噛みする事で、歯や口内に怪我をする可能性が高くなっています。

さらにボタンなどの、衣類から取れやすく犬のお口に含みやすいモノは、間違って犬が食べてしまう事も考えられますので注意が必要です。

プラスチックのボタンなどは噛んだ際にボタンが割れる可能性も高く、割れたボタンが鋭く尖っていたら尚更危険となります。その為、衣類は脱ぎ捨てずに犬の届かない場所へ置いておくか、取り出すことのできない場所にすぐ収納しておきましょう。

7:室内フリーにする上で危険なもの〝家具などの角〝

犬がぶつかる事による怪我を防ぐ!

私達が日常的に使用しているテーブルや椅子・ベッドなどの家具のほとんどは角が尖っており、とても硬く、下手をすれば私達でも怪我をする恐れがあります。そんな家具に対し、犬が家の中を走り回っている時に、もし家具の角に勢いよく接触すれば間違いなく怪我は免れません。

この危険性は家の中でボール遊びなどをするご家庭では、特に注意しておく必要があります。

子犬や成犬などのまだ若いわんちゃんは、遊びに集中すると周りが見えなくなるタイプの子もいます。その為、家の中で遊ぶ際はわんちゃんがボールなどのおもちゃを追いかけて、周りの家具や壁にぶつかっても大丈夫かどうかを事前に確認しておきましょう。

また老犬になったわんちゃんは足腰が弱り、ふらふらとした歩行となりますので、家具への思わぬ接触や体勢を崩しての接触が十分に考えられます。

これらの事態を防ぐためにも出来る限り、〝尖った角の家具〝は選ばずに、〝角に丸みを帯びた家具〝を選択する事や、ローテーブルなどのわんちゃんの目と角が同じ高さにある家具は購入しない事をおすすめします。

また既に家具を設置されている場合は、わんちゃんの背丈(目線)に合わせて、家具の角にスポンジタイプのクッションなどを取り付けておくのが、万が一の事故に対する対策となります。

8:室内フリーにする上で危険なもの〝ドア〝

犬がドアで足を挟む事による怪我を防ぐ

普段の生活では特に気にすることもない室内のドアですが、意外な事にドアも犬へ危害を及ぼす可能性があります。

引き戸ではない一般的な室内のドアは、開閉の為にわずかな隙間が下部に設けられていますよね。その隙間からは微かな風が流れるので、夏場などの暑い季節はわんちゃんが涼を求め、ドアの前に居座ることが多くなります。

しかし、わんちゃんがドアの向こう側で寛いでいても、ドアを挟んだ反対側にいる私達は犬がドアの前で寛いでいるとは思いません。その為、勢いよく飼い主がドアを開けてしまうと、犬がその反動で突き飛ばされたり、ドアの隙間に足を挟んで怪我をするなどの事故が想定されます。

ドア下部の隙間の大きさは、小型犬の犬が爪の付け根付近まで入る大きさとなりますので、犬がドアで足を挟んだ場合は、犬の爪の付け根付近に怪我をする事が予想されます。

またドアを開けた際の強さによっては、犬が骨折するなどの可能性も考えられますので、日頃からドアを開ける際に『犬がその先に居ないのか?』を気にしておく必要がありますね。

実際に犬がドアで足を挟み、怪我をした子を見た事がありますので、私個人としてもいつ起こってもおかしくはない事故なんだなと感じました。

またドアを閉める時も確認せずに閉めると、わんちゃんをドアで挟んでしまう場合も考えられますので必ずドアの開閉には注意を払いながら行いましょう。

9:室内フリーにする上で危険な場所〝台所〝

台所は犬が誤食(中毒を起こす)最も危険な場所

家の台所は、調理の際に床へ落ちた食材の切れ端などが最も多い場所となっています。それら食材の中には玉ねぎなどの犬が中毒を起こす原因となる野菜も多く、調理後の床チェックは犬を放し飼い(室内フリー)にする上では特に大切な行動となります。

さらに台所では、包丁や火を扱いますので犬は勿論の事、飼い主も犬が足元にいる事で思わぬ事故(手を切るなど)を起こす可能性があります。

その為、出来るのであれば台所は犬が入って来れない行動範囲外に指定し、柵などで台所を封鎖するのが一番の安全策ですね。

犬の室内フリーにおいて、家の中の危険な箇所はこのように柵などで囲って、犬が一切入って来れないようにしてあげるのが、犬が安心して暮らせる・徘徊できる室内環境となります。

10:室内フリーにする上で危険な場所〝玄関〝

脱走による事故や他人への配慮

犬の事故で多いのが、玄関から道路に飛び出して車と接触する事故や、犬が行方不明になる事です。玄関は人の出入りが多いほど、ドアの開閉が多い、つまり犬にとって外へ出るチャンスが何度も訪れる事となります。

好奇心旺盛な子や散歩が大好きな子は、特に外へ出たがりますので玄関先のドアの開閉には注意が必要です。

また、怖がりな子や縄張り意識の強い子の中には、宅配人などの知らない人が玄関先に入って来ただけで、吠える・噛みつくなどの行動を起こす場合も考えられます。

その為、台所と同じく柵で玄関を区切っておくと犬の脱走や、他人に対する事故(噛み付くなど)を防ぐ事が出来るようになります。

犬が吠えるのはまだしも、人へ噛みつくのは危険ですので、犬に対し『人を噛んではダメ』と教えておきましょう。

柵の種類には扉付きのタイプもありますので、玄関などの出入りが多い場所では扉付きの柵を選択する事をスムーズな出入りという点からおすすめします。

11:室内フリーにする上で危険な場所〝階段などの段差〝

犬の足腰への負担となる原因の一つ

実は犬は階段などの段差を上がる事は出来ても、降りる事が大の苦手で、下手をすれば犬が階段から落下して大怪我をする可能性が十分に考えられます。

現代では犬の為の階段に張り付ける滑り止めグッズなどが販売されていますが、そもそも犬は段差でも重心を保てる、人間や猫ちゃんのような高い所へ上がる習性に適した体の構造をしていません。

犬は本来、平面な地形で生活するのに適した体(構造・骨格)をしており、高い場所や低い場所に対応できる足腰の柔軟性に欠けていますので、着地時の衝撃にも弱い体の構造をしています。

さらに、犬は下半身より上半身の方が重い(体重が頭に偏っている)動物ですので、階段を降りる際にどうしても重心が大きく下に傾いてしまいます。その為、階段を降りるたびに勢いが付いて、体全体の体重を前足で一瞬でも支える事になるのです。

これこそが犬が階段から落ちやすい理由になり、そして階段の上り下りが犬の腰に大きな負担を掛け、椎間板ヘルニアになる確率が高くなる原因となります。

椎間板ヘルニアを患うと最悪わんちゃんの四肢、特に後ろ足がマヒして動かせなくなる可能性があり、私達飼い主のサポート無しでは犬はトイレも思うようにできなくなります。

その為、犬の体の為にも出来る限り階段の使用は控え、もし階段の上り下りが必要な時は犬を抱っこ、又は大型犬の場合は体を支えて階段を降りるようにしましょう。大型犬を抱っこしての階段の上り下りは、私達飼い主がバランスを崩して落下する危険性もありますので、抱っこが必要な場合は必ず2人掛りで行いましょう。

そして事故防止の為にも、犬が勝手に階段を上り下り出来ないように柵などで区切っておく事が大切となります。

また階段で起こり得る危険性は、高さのあるソファやベット、椅子などにも同じことが言えますので犬が段差のある場所・家具へジャンプする場合は対策を練る必要があります。

私の場合は足の低いベッドやソファを購入して、犬がジャンプしなくても良いようにクッションなどでスロープを作っています。ペットショップなどでは専用のスロープなども販売していますので、気になる方は一度探してみると良いかと思います

ただし、出来るのであれば犬が高さのある場所へ乗らない事が、事故防止の上では一番の対策となりますね。家の中を自由に犬が徘徊出来ると言うことは、それだけ飼い主の監視下から犬が逃れる事となりますので、犬単体の留守番などを考慮すると、段差のある場所へ犬を乗らせない為の工夫を施すのが良いかと感じます。

12:室内フリーにする上で危険な場所〝庭やベランダ〝

第三者による犬への被害を考えよう!

庭とベランダに共通して起こり得る事故としては、犬がフェンスや壁を飛び越えたり、よじ登る事で起こる、脱走や車との接触、または転落事故などです。

犬がフェンスや壁をよじ登って脱走する話は、意外とよく聞きますので『私の子は大丈夫』と思うのでは無く、可能性がある・実例が存在する以上は注意しておきましょう。

さらに、ちょっとした隙間からでも犬は抜け出す事が出来ますので、庭に犬を放す場合はフェンスなどの隙間を塞いだうえで、ロングリードを犬に付けて飼い主が常に犬を監視できる体制を整えておきましょう。

数年前、庭でボス(中型犬のmix)を放牧させていたら見事に小さな隙間(えっ!?、ここ通れるの!?ってくらい狭い隙間)から脱走された事がありますので本気で対策しておくべきです。

ちなみに庭から脱走したボスは敷地内でグースカ寝てました。 ヒヤッとしたよ・・・

また、2階以上の地上との高さがあるベランダでは、極力わんちゃんを出さないのが転落などの事故防止に繋がります。

次に気を付けておきたい事は、毒団子などの投げ入れです。

実際に被害に遭われた方を知っているだけに、皆さんには本気で注意して欲しいと感じます。大切な家族の命を突然奪われる悲しみは誰しも耐え難いものがあります。

しかし、それを平気でやってのけてしまう頭の逝かれた人間が近くにいるかも知れません。こういった事件を防ぐには、犬を庭へ放す前に事前に庭の隅々まで危険がないかどうかを飼い主自らしっかりとチェックしたうえで、犬を庭へ放置せずに飼い主が犬を見守っておく事が対策の一つとなります。

そして、不審者やマークしておくべき人間を見極める為にも、常日頃から近所の方と繋がりを持って情報交換しておくことが更なる対策となります。

最後に:犬の室内フリーで安全に徘徊出来る家の中についてまとめてみました

一般的に考えられる犬を室内フリーにする上で、対策しておきたいモノや場所はコレ!

  • 危険なモノ
    • 電源ケーブル
    • ビニール袋やお菓子の袋
    • キーホルダーや小さなモノ
    • 椅子やキャスター付きの椅子
    • ゴミ箱
    • 衣類
    • 家具の角
    • ドア
  • 危険な場所
    • 台所
    • 玄関
    • 階段などの段差
    • 庭やベランダ

このように家の中にある物や場所に対し、犬の行動範囲を制限するには以下のような理由があります。

  • 飼い主が常に犬の様子を監視出来ない為
  • 家の中(室内)には、中毒の危険となる物が多い為
    • 台所床の食材カス(玉ねぎなど)
    • タバコ
    • お酒
    • 化粧品
    • 薬剤(洗剤など)
  • プラスチックや小物を誤食して、喉に詰まる・体内で怪我をするなどを防ぐ為
  • 電源ケーブルなどを噛んで感電する危険を防ぐ為
  • 階段などの段差で犬が落下して怪我をする危険を防ぐ為
  • 玄関などから犬が脱走する危険を防ぐ為

特に犬単体の放し飼いにおける留守番では、飼い主自身が家を離れているために犬の様子を確認出来ない、また犬に事故がおきた際に速やかな対処が出来ず、手遅れになる可能性が高くなっています。

その為、犬を室内フリーにするには、犬が自由に徘徊出来る安全な環境を飼い主自ら作り出す必要があり、飼い主は犬の目線に立って『何が危険なのか?』を自身の家を見渡して一度考えてみる事がとても大切になります。

今回は一般家庭にあるであろうモノや場所について解説しましたが、ここによって生活環境や間取りが当然異なりますので、この記事で紹介したモノや箇所は〝犬にとって危険な一部〝である事を理解していただき、まだ多くの危険が家の中に潜んでいる事を忘れないで下さい。


またね(*‘ω‘ *)

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