わんちゃんの手作り犬ごはんに潜む危険とは?実際に私が経験した事例を下にお話します。

こんにちわん壁|ω・`)ノ ヤァ

この記事では、ポメラニアンのそらとあめに起きた、手作り犬ごはんの事件についてお話します。


下のボタンをクリックすると、私が執筆した記事へ飛ぶ事が出来ます。


一体どのような事が原因で事件が起きたのか?手作り犬ごはんを作っている方、これから始めようとしている方には特に見て頂きたい記事となっております。


手作り犬ごはんに限らず、危険な事例を確認しておく事で対処の仕方や危険と思える行動、考え方に制限を自身で掛ける事が出来ますので、これから先、わんちゃんが健やかに過ごせるよう危険な事例に関しては特に確認しておいて損はありません。


手作り犬ごはんが原因で起こった危険な事件〝細菌性食中毒〟

食中毒は皆さんも何度か耳にしたことがあるワードだと思います。

この食中毒は人に限らず、動物全般に起こり得る症状で当然わんちゃんも該当します。


そして、細菌性食中毒の中でも特に危険で有名な菌が〝腸管出血性大腸菌〟です。これはo157やo111と言えば皆さんもお分かりかと思います。

腸管出血性大腸菌は家畜の腸内に存在する大腸菌の1種で、ベロ毒素と呼ばれる毒性の強い菌が水下痢や出血性の下痢などを引き起こします。


腸管出血性大腸菌は主に生肉に付着しており、わんちゃんに生肉や加熱不足の肉を食べさせる事で引き起こされてしまいます。

人間でも腸管出血性大腸菌に侵されてしまえば、免疫力の弱い人間は合併症を引き起こし、さらなる重症化や最悪の場合は死に至る危険性があります。


そんな命の危険がある腸管出血性大腸菌がわんちゃんの身に降りかかった場合、体の小さなわんちゃんは人間以上に危険な状態にまで追い込まれてしまいます。


ポメラニアンのそらに起こった手作り犬ごはんによる細菌性食中毒とは?

ポメラニアンのそらが細菌性食中毒の症状を発現し、獣医師の下で診断された結果〝腸管出血性の細菌性食中毒〟と診断されました。

つまり、腸管出血性大腸菌です。


この時のポメラニアンのそらに見られた症状としては〝タール状の血便〟や〝血反吐〟でした。

私が病院で何が原因か思い当たる事はないですか?と問われた時、ふと頭によぎったのが〝砂肝〟でした。


前々日にとあるスーパーで購入した1パック数百円の砂肝。

かなりの量が入っており、安いなーなんて思いながら購入した砂肝でしたが、この砂肝を食べた私もお腹を下していたのです。

砂肝が傷んでいたのか、それとも火入れが甘かったのかは、今となっては分かりません。


元々、お肉の副産物が危険であることは知っていましたが、まさか感染するとは思いもしませんでした。私の未熟さが原因で招いた結果となりましたね。


診断時のポメラニアンのそらは血便や血反吐を繰り返してはいましたが、獣医師の先生も驚くほどの元気良さで

『普通なら命に関わる状態のはずですが・・・もしかして、今でもごはんをねだる程の食欲はありますか?』と問われ私が『はい』と答えると先生は笑いながら『ここまで元気な子は始めてみましたよ。この様子なら今すぐ何かが起こる心配も無いでしょう』と言われていました。


ただ症状が症状でしたので、抗生物質の注射と毎日先生に連絡して、その日の状態を詳しく説明したうえで腸内の環境を落ち着かせるために絶食の期間を念入りに調整する事となりました。


ポメラニアンのそらが今回の症状で絶食した期間は3日程度となり、水分は通常通りに飲ませていました。

3日後からは少しずつ、消化の良い食事を食べさせる様に変えていき、5~6日後には通常のうんPに近い形状が排出されるようになりました。


今回の事件はポメラニアンのそらの体力や先生の念密な指導のおかげで救われる形となりました。

獣医師によっては、手作り犬ごはんに反対する方もいらっしゃいますが、先生は手作り犬ごはんはとても健康的で愛しているからこそ実行できる事ですと、手作り犬ごはんに恐怖を感じた私にそう話してくれました。


今まで動物病院選びで苦労してきましたが、この先生に出会えて良かったなと心から感じ、この日を境にお肉の副産物に関する情報を調べ上げ、〝副産物を使用するメリットはデメリットよりも少ない〟という結論にたどり着き、今では副産物を犬ごはんに使用することは無く、ブログ内でも副産物の使用には注意喚起を所々で呼びかけています。


手作り犬ごはんが原因で起こった危険な事件〝窒息〟

わんちゃんが喉に異物を詰まらせ、窒息する事故は非常に多く、これらはその場その瞬間に適切な対処を施さないと死に至る危険性が非常に高い事故となります。


わんちゃんが喉に詰まらせる原因の多くは、小物などのおもちゃや人間用のお菓子(キャンディーやチョコレート)などの小さな包装袋、わんちゃんのお口よりも大きいサイズのおやつ(ジャーキーなど)になります。


そして手作り犬ごはんで喉に詰まらせる原因の多くが、サイズの大きな食材や粘着性の高い(白米や納豆など)食材を食べた時や早食いをして喉に詰まらせるなどです。


ポメラニアンのあめに起こった手作り犬ごはんによる窒息とは?

ポメラニアンのあめが手作り犬ごはんを食べて窒息した原因は、サイズの大きな鶏肉でした。

この日の私は何を思ったのか、通常よりも少し大きめに鶏肉をカットしてしまい、ポメラニアンのあめに犬ごはんを提供してしまったのです。


元々食べるのが下手くそなあめちゃん。少し考えれば、あめに出す食事としては不向きだと分かっていたはずです。

ポメラニアンのあめに食事を出してから数分後、そらの食事補助をしていたら突然『ドカッ』と床に何かを叩きつけるような音がして、あめの方を見ると両手足を広げお腹を床にくっ付けながら上を向き、苦しそうにしているあめがそこに居ました。


一瞬『えっ・・』っと、思考が停止していた私ですが、あめが苦しそうに何かを吐き出そうとしながら、そのまま横に倒れるのを見て『喉に詰まったのか!?』と判断しました。


すぐさま手であめの口を開き、喉の奥を見るも詰まっている原因を確認する事は出来ず、あめのお腹は呼吸が出来ない事から肺が縮まり、凹っとへこんでいました。


呼吸が出来ないあめは段々と意識が遠のいてきたのか、体に全く力が入っておらず、あめを抱きかかえた時は重いと感じました。

(亡くなったわんちゃんを抱え抱きしめた時の感覚と非常に近い物を感じました)


失禁に加え脱糞と、非常に危険な事態に陥り『ヤバイヤバイ』と頭の中はパニックに陥っていましたが、頭の中とは裏腹に私はいつの間にか、あめの顔を下、お尻を天井に向け縦に振る動作をしていました。

これは人間の赤ちゃんが喉に異物を詰まらせた際に行う、数ある応急処置の中の一つですね。


何故、とっさにこんな行動が出来たのかは自身でも分かりませんが、この行動のおかげであめの口から鶏肉が出てきた事で、九死に一生を得る事が出来ました。


意識を取り戻したあめは最初こそフラフラと視線が定まっていない様子でしたが、次第に回復し『お腹すいた!ごはん食べる』と言わんばかりに再度、食事へ食いつこうとしていました。


その後、経過観察をして異常とみられる行動が無いのかを確認しましたが、結果それ以降に何か異常が見られる事もなく落ち着くことが出来ました。


この事件から、あめへの食事は手渡しで少しずつ食べさせる様にして、食材をカットする時はわんちゃんが喉へ詰まらせないかをしっかりと考えた上で調理するようにしています。

(もともと、喉に詰まらせない様に食材のサイズ感に関しては気を付けていたはずなのですが、再度考えさせられる事となりました)


わんちゃんが喉へ詰まらせるサイズとは一体どの程度の大きさなのか?

これはわんちゃんのサイズや犬種によって大きく異なりますので、私が下手な事を発現する訳には行きませんが、一つ言えるのは細かくカットして損はないという事です。


そして、少し大きめのサイズでわんちゃんに食材の食感を楽しんでもらいたい時は、喉に詰まらない大きさにカットしたうえで手渡しで食べさせてあげましょう。

また細かく食材をカットしても、わんちゃんが〝早食い〟または〝大量にお口へ含むタイプの子〟の場合、0.5㎝角の食材でもお口の中で食材同士が重なり合ってしまうと、喉へ詰まらせてしまう危険性がありますので、その場合はスプーンや手を使って食事介助をしてあげましょう。


最後に:手作り犬ごはんは3つの点に気を付ける

手作り犬ごはんにおける注意としては、一部栄養素の過剰摂取や一部栄養素の欠乏症など〝栄養素問題〟にも気を付けなくてはいけませんが、この栄養素に関しては獣医師の方や動物栄養管理士の方などプロの方達が手作り犬ごはんのレシピの書籍を出版していますので、そちらをご覧になった上で調理して頂けたら、下手な間違いが起こる事もありません。


ただし動物に関するプロではなく、コックさんなどの人間に対する調理師が出版している一部手作り犬ごはんのレシピには、わんちゃんが中毒を起こす危険性のあるニンニクや生のお魚などを使用しているレシピも存在していますので、注意が必要です。


手作り犬ごはんの栄養素については基本的にプロの方(主に獣医師)が執筆しているレシピをある程度参考にすれば良いのですが、それ以上に気を付けておきたいポイントは〝食材の大きさ〟と〝食材の鮮度〟〝食材への火入れ〟となります。

これらは自身の目で食材の鮮度を確認し、自身の手で料理しますので、情報だけに頼る事が出来ない部分となります。

今回の事例のように、手作り犬ごはんにも危険な要素は含まれています。

しかし、どのような危険性があるのかは今回の記事で何となくは感じて頂けたはずです。

このような危険性があると分かっていれば、対策を立てる事も容易ですので〝食材の大きさ〟と〝食材の鮮度〟〝食材への火入れ〟をしっかりと確認したうえで手作り犬ごはんに挑んでいきましょう。


下のボタンをクリックすると、私が執筆した記事へ飛ぶ事が出来ます。


またね(*‘ω‘ *)

コメント