ポメラニアンの全身カットは毛が伸びない・生えない原因になる事も!【ダメな理由やデメリットとは?】

愛犬のケアの方法について

こんにちわん壁|ω・`)ノ ヤァ

ポメラニアンはトリミングによる〝柴犬カット〝や〝くまさんカット〝などの全身の被毛をカットして行う〝アレンジ〝が豊富で人気な犬種ですよね。

ポメラニアンの被毛は毛量が多いので、夏場になると『暑いだろうから』と被毛を短くカットしたり、『私は見た目の可愛さを重視したいの!』とぬいぐるみの様なカットを望む方もいるかと思います。

しかし、ポメラニアンの被毛をバッサリとカット(トリミング)してしまうと、『毛が伸びない』又は、『生えてこない』、『伸びるまでに時間がかかる』なんて事を聞いた事はないでしょうか?

そして、その行き過ぎたカットが愛犬に与える被害についても気になりますよね。

ポメラニアン達と長年暮らしてきた私が、経験から答えを言うのであれば

  • Q、毛が伸びない?
    • 個体差によっては、一定の長さから伸びなくなる
  • Q、被毛が生えてこない?
    • 柴犬カットなどの行き過ぎたカットをすることで、ポメ脱(ポメラニアン脱毛症)と呼ばれる脱毛症疾患を招きやすくなる
    • 担当獣医師の話では、カットしている子に多いとの事
    • 内服薬で治る子もいれば、治らない子も存在し、ハッキリとした原因や治療法は分かっていない
    • 基本的には長期間に渡っての治療となる
  • Q、カットしてから伸びるまでに時間が掛かる?
    • 早い子は数ヶ月(3ヶ月〜)、遅い子は数年(〜3年)など、個体差によってバラバラとなる
  • Q、被毛の質感が変わる?
    • 個体差によって元々、被毛の質感は異なりますが、バッサリと切ったカットは、その子が生まれ持った被毛の質感と、異なる質感の被毛に生え変わる事があります
  • Q、カットした事で起こる、愛犬への被害とは?
    • 体温調整が上手く行えない(熱中症・低体温症)
    • 紫外線による被害(癌・皮膚炎など)
    • 地熱・地面への照り返しによる被害
    • 害虫被害(ハチなど)
    • 皮膚炎(毛玉が出来やすくなる)

が答えとなります。

では毛が伸びない・生えない理由について詳しく解説しつつ、全身カットがダメな理由やデメリットについて紹介していきますね。

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ポメラニアンの全身カットは毛が伸びない・生えない原因になる事も!?

『他の子は大丈夫だったから・・』といった考えは危険!!

まず初めに覚えておいて頂きたいのが『犬は人間と同じく〝個体差〝のある動物』ということです。

つまり同じ犬種となるポメラニアン同士でも、今回の場合で言えば個々によって

  • 被毛の生え変わるタイミング
  • 被毛の生えるスピード
  • 被毛が生えるか否か
  • カットが起因して脱毛症を引き起こすかどうか?

などが異なってきます。

そして生まれ持った体質は勿論のこと、愛犬の暮らしている環境や食事などによっても身体的特徴や精神面などが当然変化してきます。

ですので、『他の子は大丈夫だったから・・』といった考えを持たずに、『我が子は如何なのだろうか?』と考え、『もしかしたら、最悪のパターン(脱毛症など)を引き起こすかも』と考慮しておくと良いですね。

ポメラニアンの全身カットで起こる悲劇とは?

さて意外と知らない方も多いようですが、ポメラニアンは一度全身の被毛をカットしてしまうと、個体差によって再び被毛が生え揃うのに

  • 仔犬で半年から一年程度
  • 成犬で1年から3年程度

の期間が掛かる事もあります。

(この期間はポメラニアン個々の体質によって大きく異なり、またカットした長さによっても変化しますので、あくまでも目安として考えておくと良いですね。)

そして全身のカットを行うことで起きやすいのが

  • 一定の長さから毛が伸びない
  • 被毛が生えない(むしろ毛が抜け落ちる)

といった事態です。

〝一定の長さ〝というのは、どれだけカットしたか?によっても異なりますが、柴犬カットなどの極端に短くカットした場合は〝たぬき〝の様な、全体的に丸っこい形・長さで被毛の成長が止まる事があります。

実際に『カットしてから伸びないのよねぇ』と悩まれている愛犬ちゃんは、ポメラニアンから狸にでもなったのか?と見違える可愛さに・・あっ、被毛の長さに・・

(`・ω・´)<あれはあれで可愛いと思う。

そして〝被毛が生えない〝というのは、一定の長さから生えないのではなく、『毛の一部箇所が抜け落ちて、10円ハゲの様な皮膚があらわになった状態を指します。

このハゲ部分は症状が進行するにつれ、全身の被毛が抜け落ちてしまう場合もあり、以下の箇所に脱毛が見られる場合は、ポメラニアン脱毛症が疑われます。

  • 左右対象の脱毛
    • 太もも・胴体側面
  • お尻部分
  • 胸元

これはホルモンバランスや年齢による老化でも起こるとされており、我が家のポメラニアン〝そら〝も患っています。

ポメラニアン脱毛症はハッキリとした原因や治療法が見つかっておらず、食事改善や内服薬など様々な治療法を試して、その子にあった治し方を探さなくてはなりません。

そして、この治療は長期的なものが多く、治ったからと生活習慣や内服薬を止めてしまうと、再発してしまう恐れがあります。

〝そら〝は内服薬での治療で約3ヶ月ほどの早さで改善し、担当獣医師から『学会で発表できるレベルで治りましたね!』とおっしゃって頂けました。

そこから、『ひとまずは内服薬を止めて再発する様でしたら、もう一度、内服薬を試して見ましょう』となったのですが、1ヶ月後に残念ながら再発。

現在は心臓病と前十字靭帯の痛み止めのお薬を服用しているので、私としては正直、『これ以上、内服薬を増やして負担を掛けたくはない』と考え、命に別状があるわけではないのならハゲても良いとしています。

(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾<〝そら〝はハゲてもイケメンだよ!

もうすぐ13歳だからね。負担を極力減らして、長生きして欲しいんだよ。

さて、このように『行き過ぎたカット(柴犬・くまさんカットなど)が脱毛症の原因になる事もある』とした上で、皆さんは如何されますか?

(*´꒳`*)<私はポメラニアン本来の〝ふわふわ〝としつつ、綺麗なシルエットが好きなんだけどなぁ

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ポメラニアンの全身カットがダメな理由(デメリット)とは?

まずはポメラニアンの被毛について理解する

ポメラニアンはダブルコートと呼ばれる2層の〝オーバーコート〟(上毛でトップコートとも呼ばれる)〝アンダーコート〟(下毛)の毛に覆われています。

オーバーコートとアンダーコートの毛質の違いは、オーバーコートが太く硬いのに対し、アンダーコートは細く柔らかい毛質であることです。

そしてアンダーコートはその特性上、保湿性が高く、冬の時期でもポメラニアンが寒がらずに遊びまわれる理由の一つとなります。

アンダーコートには換毛期と呼ばれる期間が存在します。

春から夏にアンダーコートが抜け落ちる事で、暑さに対応し

秋から冬にアンダーコートが生える事で、寒さに対応する事ができます。

これはダブルコートの犬種がもつ、体温調節の一環となりますね。

このようにアンダーコートでは汗腺が存在しないポメラニアンにとって、重要な体温調整を行う役割も果たしています。

アンダーコートに役割がある様に、オーバーコートにも当然役割が存在します。

  • 肌を紫外線から守るため(紫外線による癌などを抑える
  • 埃やゴミなどの皮膚への付着を抑えるため
  • 害虫などから身を守るため
  • 地熱や日光の照り返しから守るため

ポメラニアンの全身カットがダメな理由は病気などのデメリットに繋がるから

ポメラニアンと言えば、柴犬カットやライオンカットなど様々なカットアレンジで人気ですよね。

確かに、全身の毛をカットしたポメラニアンの見た目は悶える程の可愛さがあります。

しかし、〝可愛いから〟という理由だけで、全身の毛をカットしても良いのでしょうか?

人間も含み動物の体には、外部からの刺激や攻撃を防ぐ為の防衛機能や、快適に過ごす為の何かしらが備わっています。

ポメラニアンで言えば、アンダーコートやオーバーコートには自身の身体を守る為に紫外線防止や、体温調節などの生きる上で必要となる機能を備えていますよね。

そんな大切な役割をもった被毛を〝可愛いから〟と言う理由だけでカットして良い訳がありませんよね?

もし、被毛をバッサリとカットしてしまうと

  • 熱中症の恐れ
  • 低体温症の恐れ
  • 体温調節が出来ないことによる体調不良やストレス
  • 紫外線による皮膚炎、癌の原因
  • 日光の照り返しによる火傷(夏)など

のようなリスクを背負わなくてはなりません。

成犬の年齢で有れば体力があることから『今は大丈夫』かも知れませんが、年齢を重ねてくうちに必ずボロが出てきます。

そして紫外線による癌などは、すぐさま発症する・気が付くものではなく、ある程度の時間が経過してから発症、症状に気が付く事となります。

さらに夏場や冬場は、カットしていないポメラニアン以上に外気温や室温に対して、敏感に対応しなくてはならず、散歩においても洋服や出掛ける時間帯についてシビアにならなくてはいけません。

正直、カットするメリットはないよね(`・ω・´)

これが皮膚病や腫瘍、皮膚炎等の理由で、『わざとカットしている』のであれば、仕方の無いことです。なりたくてなった訳ではありませんからね。

(皮膚病などの理由でカットした子は洋服を着て、紫外線などから身体を守ると良いですよ)

でも、そうではなくて私達の身勝手な判断(可愛いといった理由)の為にカットした場合は、常に皮膚病や癌の危険性、脱毛症、熱中症、低体温症などの危険に晒されているのです。

『私の子は大丈夫だから』と感じた方へ、病気は種類によって進行速度が違いますから〝今はまだ隠れている〟可能性だってあるんですよ?

ライオンカットやテディベアカットなどのカットアレンジが多彩である様に、確かに可愛さ基準は人それぞれです。

しかし〝愛しの家族〝であるポメラニアンに負担を掛けてまでカットする必要はありません

これらについては私個人の考えもありますが、一部獣医師もポメラニアンの全身カットは推奨していないそうです。

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最後に:『流行』=『安全・正しい』という訳ではない

今回はポメラニアンのカットに対する危険性やデメリット(ダメとする理由)についてお話しましたが、アレンジカットがどれほど危険なのかを初めて知った方も多かったのではないでしょうか?

知らなかったことは仕方のない事です。

しかし、すでにカットしている場合は『毛が伸びない・生えない』となっても、どうしようもありません。

これから先、伸びたとしてもポメラニアンの被毛が伸びるのには、とても多くの時間が掛かります。

ですので、現状によっては洋服を着せる、紫外線の多い時間帯の散歩を避ける、室内温度と外気温の差を広げ過ぎないなどの対策を取るのが良作かも知れませんね。

これから先、被毛を伸ばすのであれば、カットはグルーミングのみで毎日丁寧にブラッシングを掛けてあげると良いですよ。


またね(*‘ω‘ *)

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