こんにちわん壁|ω・`)ノ ヤァ
この記事では、ポメラニアンをしつける際に飼い主が取りがちな間違った行動について紹介しますね。ポメラニアンに限らず、犬の心理について理解せず飼い主が『ダメでしょ!!』などのように頭ごなしに怒ると、犬は『なんで怒っているんだろう?』と理解できずトイレなどの失敗を繰り返す原因となります。
では一体どのように教えてあげれば良いのか?今回は正しいしつけ方と悪いしつけ方を紹介していきますね。
ポメラニアンへの悪いしつけ方法とは?

飼い主の怒るなどの行動が問題となる
ポメラニアンは本来とても聡明な性格をしており、大型犬のような賢い性格をしています。その為、飼い主が正しいしつけをポメラニアンへ行っていれば、飼い主が生活上で問題と感じる様なトイレの失敗や吠えるなどの行動は起こしません。これは実際にポメラニアン2頭と暮らす私が実感している事でもあります。
では、しつけが失敗する原因となる、飼い主の悪いしつけ方の行動とは、一体何なのでしょうか?
- 1)ポメラニアンを怒る事でしつけようとする
- 2)ポメラニアンを殴るなどして、しつけようとする
- 3)ポメラニアンに対して、優しく『ダメでしょ?』と微笑みかけながらしつけようとする
これらの中でも、3番に関しては『えっ、悪いしつけ方なの?』と思われるかも知れませんが、これにはしっかりとした理由があります。
では、それぞれがどのような理由で悪いしつけ方となっているのかを見ていきましょうね。
しつけで怒る行動がダメな理由とは?
しつける際に飼い主が怒ると、ポメラニアンは以下のように感じてしまいます。
- 1)『僕に興味を示してくれた!構ってくれた!』
- 『これをすると、飼い主が構ってくれるんだね』と感じる
- これは、普段から飼い主に遊んでもらえない犬に多い考え方となる
- 『これをすると、飼い主が構ってくれるんだね』と感じる
- 2』『なんでそんなに怒るの?』
- 『僕、悪いことした?』と感じる
- これは事後に飼い主が怒る事で、犬がどんな理由で怒られているのか分からないと感じる考え方となる
- 『僕、悪いことした?』と感じる
- 3)『○○(名前)って、僕の名前じゃなかったんだね・・・』
- 『また、○○(名前)って言ってる・・怖いなぁ』と感じる
- 名前を呼んで怒ると、〝名前=怒られている〝と勘違いするようになる
- 『また、○○(名前)って言ってる・・怖いなぁ』と感じる
これらの他にも、飼い主に怒られる事でポメラニアンはストレスを感じる様になり、精神的ストレスから吠えるなどの問題行動を起こす可能性も考えられていますね。また、ポメラニアンが飼い主への信頼を無くし、信頼関係にもひびが入る事で、ポメラニアンを飼い主がコントロール出来なくなる事もあります。
信頼関係を一度でも失うと、飼い主の言う事を聞かなくなり、散歩中に他の人や犬に対して吠えるなどの行動を起こして飼い主が『ダメ』と言っても犬は『だから何?』と、問題行動を止めなくなります。
しつけで殴る行動がダメな理由とは?
そもそも、親が子を殴る暴力行為は立派な虐待行為であり、正常な人間性を持っている方であれば、ポメラニアンを殴る行動は取らないはずです。このような方は、自身の感情をコントロールできない傾向にありますので、犬と一緒に暮らす前に、自身の感情をコントロールできる方法を探してみると良いですね。そうすれば、犬は殴られずに安全となり、飼い主はストレスを溜めないで済むので双方の為となります。
では、ポメラニアンを殴るしつけがダメな理由について、見ていきましょうね。
- ポメラニアンが怪我をする
- 犬は飼い主に殴られたからといって、『これがダメなんだね』とは考えない・考えれない
- 攻撃を受ける事で、飼い主に対し恐怖心や警戒心が生まれる
- 信頼関係がゼロに等しい状態となり、飼い主ではなく〝敵〝と判断する
- 精神・肉体的ストレスから、様々な病気に掛かりやすくなる
このように暴力でしつけを行っても解決する事は無く、ただ飼い主との信頼関係やポメラニアンの肉体や精神を壊すだけとなります。特に殴るしつけで恐ろしいのが、人間に暴力を振るわれたことにより、ポメラニアンが恐怖心から人間に対して噛むなどの行動を起こす事です。
ポメラニアンからすれば、人が寄ってきた=殴られる、『じゃぁ、先に攻撃してやる!』と防衛本能が働いてもおかしくはありません。
その為、飼い主以外の人間がその子に触れようとすると『僕に触れるな!!』と攻撃し、その結果場合によっては通報されて、ポメラニアンが保健所送りになる事も十分に考えられます。(今では動物愛護団体が引き取る事が多くなりましたね)飼い主も法的処罰を受ける事になりますが、これは自業自得でしょう。
たまにニュースで犬が人を噛んで、犬と飼い主が捕まる事件がありますよね。このニュースを知った一部の人間は『バカ犬』と、犬がバカだから事件が起きたと勘違いする人も居ますが、犬は何かしらの原因(社会科訓練の欠如や暴力を受けていたなど)で問題行動を起こしてしまうのです。
そもそも犬からしたら人間のルールやマナーなど知るはずがなく、飼い主が責任を持ってしつけてあげないから、そうした事件が起こるのですね。その為、犬も怪我をした方と同様に被害者であり、責任は飼い主にあると私は考えています。
もし、自身の子を『バカ犬』と罵っている様でしたら、それは『自分の事も批判しているんだよ』と意識してみると良いですね。そして、周りの人間にそう言われない様、しっかりと犬の社会性やしつけを行っていくと良いかと思います。
しつけで優しくする行動がダメな理由とは?
優しくする行動。これ自体がダメではありません、むしろ優しくポメラニアンに接する行動は親として当然の事であり、愛情があるからこその行動だと感じます。しかし、しつけに対しても優しくする行動と言うのは〝甘やかす〝事となり、ポメラニアンが『甘っちょろい飼い主だね』と、パートナー間における上下関係で飼い主を下に見てしまう可能性があります。
ポメラニアンが飼い主を下に見てしまうと、以下のような行動を取りがちです。
- 飼い主の言う事を聞かない
- 同じ失敗(トイレなど)を繰り返す
- 飼い主がポメラニアンをコントロールできない
- 散歩で犬が飼い主よりも先に歩き、行き先を決めてしまうなど
これらの事から、しつけに関しては普段とは違う接し方を心掛けていかないと、いつまでたってもしつけが上手く行かない事になります。
では、怒らずにしつける方法とは一体どのような事なのか?下記にまとめてみましたので見ていきましょうね。
何度も失敗させないしつけ方とは?

ポメラニアンへのしつけは怒る必要がない
ポメラニアンに限らず、犬へのしつけで大切な事は以下の通りになります。
- 事後ではなく、トイレなどの失敗をした瞬間にしつける
- 低い声で淡々と『コレはダメ』としつける
- ポメラニアンにダメと伝える際は、しっかりと目を見て話し、しつける
また、お菓子や電源ケーブルなど、犬が食べる・噛むなどをして危険だと感じる物は、日頃からポメラニアンの目の前に無言で人間のお菓子や、電源ケーブルなどの危険なモノなどを持っていって、それらを食べようとしたり噛もうとする場合には『コレはダメなものだよ』と、低い声で犬に対し『ダメ』とハッキリと伝えておきます。
要するに食べたり噛んだりしては危険なもの、に対する事前トレーニングですね。これにより、飼い主が『良いよ』と声を掛けるもの(食事や犬用オヤツなど)以外は、口にしなくなりますので、飼い主が留守番中でも犬の誤食などによる事故を防止する事が出来ます。
この方法を毎日行うことで、犬が次第に理解して『これは食べたらダメなやつだったね』と感じる様になり、人間の食べ物やコードなどに対し興味を持たなくなります。これは我が家のポメラニアン達にずっと行ってきた方法で、半年も掛からずに覚える事が出来ました。
これを覚えた我が家のポメラニアン達は、人間のお菓子などを目の前に差し出しても『それ食べたらダメなんでしょ?』と、横目でチラチラとお菓子を確認しつつも顔をプイっと逸らします。涎は出ているけどね(笑)
特に食べ物に関しては、飼い主が『良いよ』などの声を掛けない限りは、口に入れない様にしつけておくのが事故防止に繋がります。
このようなしつけ以外にもトイレの失敗や無駄吠えなど、しつける事は数多くありますが、どのしつけに対しても同じ要領で、ポメラニアンが失敗した瞬間に目を見て低い声で『ダメでしょ』と冷静に伝えるだけで、ポメラニアンはしっかりと何がダメなのかを学んでくれようとします。
特にこの方法は、普段からポメラニアンに対し優しく接している飼い主に有効とされており、ポメラニアンは『あれ、普段と雰囲気がなんか違うな』と、感じ『僕、なんかしたっけな?』と飼い主の雰囲気(口調)に違和感を感じる事でポメラニアンに『失敗したんだよ』と、悟らせることが出来ます。
これを何度か続けていくうちにポメラニアンは『これがダメだったのか!』と自身で理解する様になりますね。犬は飼い主の言葉を理解する事は出来ませんが、飼い主の感情や雰囲気を察する事は出来ます。
その為、犬に私達の考えを理解してもらうには感情や雰囲気を作り出して(怒りの感情はダメだよ!どちらかと言えば〝無〝の感情だね!)、教えてあげるのが最も有効な手段となりますね。
- 普段は優しく、にこやかに接する
- しつける時は、無表情で淡々と接する
この感情や雰囲気の使い分けが上手くしつける方法となります。
最後に:ポメラニアンのしつけについてまとめてみました
ポメラニアンが何度も失敗するしつけ方はコレ!
- 1)怒るしつけ
- 2)殴るしつけ
- 3)甘やかすしつけ
この中でも、飼い主がポメラニアンに対して怒る・殴るしつけは、ポメラニアンとの信頼関係やストレスによる原因でポメラニアンが病気になるなどのトラブルが発生してしまいますので、幸せな暮らしを送りたいのであれば、そういった行動は止めるようにしておくと良いですね。
ポメラニアンへの正しいしつけ方はコレ!
- 事後ではなく、失敗をした瞬間にしつける
- 低い声で淡々と『コレはダメ』としつける
- 伝える際は、しっかりと目を見て話し、しつける
ポメラニアンに限らず、犬へのしつけは飼い主が怒鳴るような言葉や暴力ではなく、犬が『あれ、なんかいつもと違う』と感じる雰囲気や感情で悟らせてあげるのが、しつけで最も大切な要素となりますね。
またね(*‘ω‘ *)
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