政治や法律で使用されるガバナンス・コンプライアンスとは?吉本興業の問題に対し文化科学相が重要だと述べた意味とは?

こんにちわん(`・ω・´)

ここ最近、吉本興業所属のお笑いタレントが反社会的勢力の会合に出席した際に、報酬(金銭)を受け取っていた事実が判明しましたね。その事に対し、〝反社会的勢力と関係を持った事〝や、〝反社会的勢力から金銭を受け取った事〝が、問題となり世間から相次いで批判を受けています。

その問題に対し、柴山昌彦文部科学相は以下の様に発言しました。

『文化の健全な振興の観点からも〝ガバナンス〝、〝コンプライアンス〝は極めて重要だ』

この発言に出てきた政治や法律で使用されている〝ガバナンス〝と、〝コンプライアンス〝とは、一体どの様な意味で何を指しているのでしょうか?

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政治で使用されるガバナンスとは?

ガバナンスは〝統治〝・〝支配〝・〝管理〝を指す

政治でよく使用されているガバナンスとは統治や、支配または、管理を指す言葉であり、〝組織などをまとめるのに方針やルール等を決定し、組織内で遵守し実行すること〝を意味します。

ガバナンスが意味する〝統治〝とは、主体(権力者)や対象(国)に限った話では無く、概念(抽象的な物事)によってガバナンスが意味する主体や、対象が異なってきます。

またガバナンスは政治や経済の分野でよく使用されている言葉でもありますが、統治が必要な組織や仕組みのある分野でも多く使用されています。

例えば以下の様なガバナンスが存在します。

  • コーポレートガバナンス
  • インターネットガバナンス
  • グローバルガバナンスなど

そして今回の反社会的組織に関わった吉本興業のお笑いタレントに対し、柴山昌彦文部科学相が発言した『文化の健全な振興の観点から見るガバナンス』とは、どれに当てはまるのか?

それは〝コーポレートガバナンス(企業統治)〝の概念に当たり、主体が〝利害関係者(株主など)〝で対象が〝企業(経営陣)〝となります。

コーポレートガバナンスとは、利害関係者(株主など)が企業(今回の場合、吉本興業)を監視する事を意味します。

そしてその目的は、経営陣(同じく、吉本興業のお笑いタレントを含む)による経営(金銭が関わる、営業や会合の出席)の私物化や不利益を防止する事を指します。

また企業(吉本興業)の不祥事(今回で言えば、反社会的組織との関わりや金銭を受け取った事 )を防ぐ事を目的ともしていますね。

その為、柴山昌彦文部科学相は今回の不祥事(反社会的組織との金銭関係や関わりを持った事)に対し吉本興業内(組織内部)で定めるガバナンス(組織の方針やルール等を遵守し実行すること)が〝文化の健全な振興の観点〝からズレている事、そのものが重要であるとしているのです。

法律で使用されるコンプライアンスとは?

法令遵守だけではない企業コンプライアンス

企業コンプライアンスとは企業がルールに従い、『公正または公平に業務を遂行する事』や、『法律のみならず道徳や習慣を守る、従う事』を指す〝法令遵守〝を意味します。

コンプライアンスが遵守する法令とは、〝国会と行政機関が制定する法律と命令の総称の事〝で、拘束力(名称に関わらず)のあるもの全てを含みます。

またコンプライアンスは法令だけでは無く、以下の様な内容も遵守すべきだとされています。

  • 就業規則や社内規程等
    • 各規則
    • 規程
    • 業務手順
    • マニュアル
      • 社員として守るべきもの
  • 企業倫理や社会的規範
    • 倫理規範
    • 道徳規範
      • 社会的または、企業に求められる倫理観や道徳観
        • (時代と共に変化する価値観も含む)

このようにコンプライアンスは法律違反または準ずる行為の他に、社会的道徳観や信用などの欠如が発生しない様に、不正に対する意識やリスクの重大さを認識し、企業内規則や管理体制を整える必要があります。

また、今回の吉本興業のお笑いタレントが起こした反社会的組織との関わりや、金銭の受け取りは社会的道徳観や社会的信用を損ねるものとなり、これもコンプライアンス違反とみなされています。その為、柴山昌彦文部科学相は『文化の健全な振興の観点からもコンプライアンスが重要だ』と述べたのですね。

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またね_:(´ཀ`」 ∠):

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