犬の手作りご飯の基本となる栄養バランスとは?長生きするポイントはコレ!

こんにちわん壁|ω・`)ノ ヤァ

この記事では、犬の手作りご飯に必要な犬が長生きする為の栄養バランスと犬が一部の栄養素を過剰に摂る事で起こる、他の栄養素の欠乏を招く可能性について紹介しますね。また各栄養素を含む食材も紹介していますので、是非参考にしてみて下さいね。

犬が長生きする為に必要な三大栄養バランスとは?

私たち人間や犬は体を構成し、エネルギー源なる栄養素が日々暮らしていく中で必要不可欠となりますよね。この栄養素を三大栄養バランス』といいます。

  • 三大栄養素はコレ!
    • たんぱく質
    • 脂肪
    • 炭水化物

これら三大栄養素は犬のライフステージによって必要量が変化します。犬のライフステージ毎に必要な基本となる三大栄養バランスを以下にまとめてみましたので、是非参考にしてみて下さいね。

犬のライフステージ毎に必要な三大栄養バランス

犬のライフステージによって、異なる『炭水化物』『脂肪』『たんぱく質』の三大栄養バランスの基本は以下の通りになります。※炭水化物には糖質・食物繊維を含んでいます。

  • 幼犬(0~12ヵ月)
    • 炭水化物43~68%・脂肪22~25%・タンパク質22~32%
  • 成犬(小型犬1~6歳、大型犬1~4歳)
    • 炭水化物60%・脂肪15%・タンパク質25%
  • シニア(小型犬約7歳~、大型犬約5歳~)
    • 炭水化物62~78%・脂肪7~15%・タンパク質15~23%

上記の値は犬の生活環境や犬種、犬の活動量によって変化します。そして、幼犬は1ヵ月単位で体つきが大きく変化しますので、あくまで基本は目安として覚えておきましょうね。同じくシニア犬も7歳以降からは必要量が変わってきますので、犬の日々の観察がとても大切になってきます。

では、次に人や犬などの動物が摂り入れなければならない、栄養バランスの「タンパク質」「脂肪」「炭水化物」「ビタミン」「ミネラル」について下記で詳しく解説していますので、是非参考にしてみて下さいね。

犬が長生きする為に必要な五大栄養素とは?

五大栄養バランスとは人や犬などの動物が摂り入れなければならない基本的な栄養素のことですね。

  • 五大栄養素はコレ!
    • タンパク質
    • 脂肪
    • 炭水化物
    • ビタミン
    • ミネラル

これら五大栄養素をバランスよく摂ることで、犬は健康でたくましい体を作ることができますね。では、各栄養素毎の詳細と栄養素を含む基本的な食材を見ていきましょうね。

たんぱく質

たんぱく質は動物性たんぱく質と植物性たんぱく質の2つに分けられますね。では、動物性たんぱく質や植物性たんぱく質を含む基本的な食材とは一体何でしょうか?

  • 動物性たんぱく質を含む食材はコレ!
    • 乳製品など
  • 植物性たんぱく質を含む食材はコレ!
    • 大豆
    • 豆類
    • ナッツ類
    • 穀類

たんぱく質は犬の内臓や筋肉・血液・皮膚など犬の体の大部分を構成しており、犬が長生きする、生命を維持する為にも必要不可欠となりますね。そして、犬の体内で合成できない『必須アミノ酸』をバランスよく含んでいるたんぱく質を犬に与える事も重要です。

脂防

脂肪は動物性脂肪と植物性脂肪の2つに分けられますね。では、動物性脂肪や植物性脂肪を含む基本的な食材とは一体何でしょうか?

  • 動物性脂肪を含む食材はコレ!
    • 肉類の脂
    • バターなど
  • 植物性脂肪を含む食材はコレ!
    • 植物油など

脂肪は犬が体を動かす源の一つで、そのエネルギーはゆっくりと犬の体に使われていきます。脂肪には脂溶性ビタミンの吸収を助けたり、必須脂肪酸の供給源でもありますよね。

この脂肪は犬の細胞膜やホルモンの生成に必要となっていますが、動物性脂肪の場合、飽和脂肪酸が多く含まれているので、犬が手作りご飯で摂り過ぎると〝肥満や動脈硬化の原因〝となり悪玉コレステロールが溜まりやすくなります。しかし、正しい適量の基本を守れば犬の体調や体質改善に役立ち、犬の手作りご飯の嗜好性を高める事ができますね。

炭水化物

炭水化物は糖質と食物繊維の2つに分けられますね。では、糖質や食物繊維を含む基本的な食材とは一体何でしょうか?

  • 糖質を含む食材はコレ!
    • 玄米
    • 白米
    • イモ類
    • トウモロコシなど
  • 食物繊維を含む食材はコレ!
    • 野菜
    • キノコ
    • 果物
    • 海藻

炭水化物は糖質と食物繊維で構成されており、犬が体を動かすエネルギー源の主力となります。また糖質のでんぷんは犬が特に吸収しやすい炭水化物となりますが、イモ類や穀類はでんぷんの性質上、生だと犬が消化出来ませんので必ず加熱しておく必要があります。

そして、食物繊維は犬の消化酵素では消化できない、栄養素となっており水溶性と不溶性に分けることが出来ます。食物繊維はコレステロールの吸収を抑制したり、犬の腸内活動を活発にしたりする働きを持っていますね。

ビタミン

ビタミンには大きく分けて水溶性ビタミンと脂溶性ビタミンの2つに分けられますね。では、水溶性ビタミンや脂溶性ビタミンを含む基本的な食材と細分化されるビタミンの種類・効果は一体何でしょうか?

  • 水溶性ビタミンを細分化したビタミンの種類と効果、水溶性ビタミンを含む食材はコレ!
    • ビタミンB1(チアミン)
      • アミノ酸と糖質を代謝してエネルギーを作る
      • 神経伝達物質に必要
        • 豚肉・緑黄色野菜・豆類・前粒穀物・米ぬか・ごまなどに多く含まれる
    • ビタミンB2(リホフラビン、ニコチン酸アミド)
      • エネルギーの代謝
      • 角膜維持・皮膚・酵素の働きを助ける成分などを作る
        • 卵・緑黄色野菜・酵母・乳製品などに多く含まれる
    • ナイアシン(ビタミンB3)
      • エネルギーを代謝
      • 酵素の働きを助ける
      • 脂肪酸を合成
        • 酵母・鳥ささ身・マイタケ・豆類・鰹節・魚粉などに多く含まれる
    • ビタミンB6(ピリドキシン)
      • アミノ酸の代謝に必要なビタミン
      • 神経伝達物質を合成
        • 肉・緑黄色野菜・前粒穀物・天かすなどに多く含まれる
    • ビタミンB12(コバラミン)
      • 赤血球や神経の働きを助ける
      • 葉酸活性を助ける
        • 肉・卵・魚介類・酵母などに多く含まれる
    • 葉酸(フォラシン)
      • 核酸とアミノ酸の代謝
      • 血液を作る
      • リン物質の合成
        • 緑黄色野菜・卵黄・キャベツ・果物・酵母・わかめなどに多く含まれる
    • パントテン酸
      • アミノ酸・脂肪・糖質を代謝
      • コエンザイムAの構成成分
        • 鮭・肉・卵黄・大豆・ナッツ類・米・納豆などに多く含まれる
    • ビタミンC(アスコルビン酸)
      • 免疫機能の増進
      • コラーゲンとカルチニンの合成
      • 抗酸化作用
        • ブロッコリー・じゃがいも・トマト・ピーマンなどに多く含まれる
  • 脂溶性ビタミンを細分化したビタミンの種類と効果、脂溶性ビタミンを含む食材はコレ!
    • ビタミンA
      • 視覚・粘膜の機能
      • 成長・細胞の分化
      • 機能や骨の代謝を維持
        • ニンジン・卵黄・緑黄色野菜・トウモロコシなどに多く含まれる
    • ビタミンD
      • リン・カルシウムの吸収を促進
      • 骨の正常な発育を助ける
        • 干しシイタケ・卵黄・カレイ・鮭・きくらげなどに多く含まれる
    • ビタミンE
      • 血液凝固因子の機能を維持
      • 骨の代謝機能を維持
      • 細胞を増殖させる
        • パセリ・卵黄などに多く含まれる

ビタミンは犬の体が生理機能を行うために必要な栄養素となり、過剰な水溶性ビタミンは排出されて脂溶性ビタミンは蓄積されます。

ミネラル

ミネラルは9種類の栄養素に分ける事が出来ます。

  • ナトリウム
  • カリウム
  • カルシウム
  • マグネシウム
  • リン
  • 亜鉛
  • マンガン

では、それぞれの効果と各ミネラルを含む食材を見ていきましょうね。

  • ナトリウム
    • pHと浸透圧の維持
    • 細胞内の栄養素の移行を調整
    • 水分代謝を促進
      • 煮干し・しらす干し・チーズなどに多く含まれる
  • カリウム
    • 細胞内の栄養素移行調整
    • 水分の代謝を促進
    • ナトリウムと一緒に働く
      • ゴボウ・しらす干し・切干し大根・焼き芋・里芋・しそ・パセリ・納豆・煮干し・あおさ・ひじき・わかめなどに多く含まれる
  • カルシウム
    • 歯や骨などを健康に保つ
    • 筋肉の収縮
    • 細胞分裂などを調整
      • ゴマ・ししゃも・小松菜・なばな・水菜・大根・切干し大根・パセリ・納豆・木綿豆腐・凍り豆腐・無脂肪乳・チーズなどに多く含まれる
  • マグネシウム
    • 神経の興奮を抑制
    • 酵素を活発化
    • 骨の構成成分の一つ
      • ひじき・えんどう豆・そら豆・あずき・インゲン豆・納豆・油揚げ・無脂肪乳・ごま・あおのり・のり・わかめなどに多く含まれる
  • リン
    • 核酸の成分
    • 細胞膜の構成成分を作る
    • エネルギーを受け渡しする働き
      • 乾物・肉類・卵黄・金目鯛・魚類・小魚・ナッツ類・大豆加工品・乳製品・干物・そばなどに多く含まれる
    • 体中に酸素を運搬する働き
    • 非ヘム鉄はビタミンCと摂取すると吸収されやすい
      • きくらげ・牛もも・卵黄・小松菜・切干し大根・のり・ひじき・大豆加工品・ごまなどに多く含まれる
  • 亜鉛
    • 性ホルモンの生成
    • たんぱく質の合成など
    • ALPなどの代謝に必要
      • 牛・卵黄・マトンもも・アマランサス・ごまなどに多く含まれる
    • 皮膚や毛の保護
    • 貧血を防止
    • 多くの酵素を活性化
      • そらまめ・えごま・ごま・アーモンド・湯葉などに多く含まれる
  • マンガン
    • ブトウ糖や軟骨成分のコンドロイチンを作るのに必要な酵素の成分
      • 玄米・きくらげ・豆類・しそ・バジル・パセリ・小麦・納豆・油揚げ・ゴマ・青のり・のりなどに多く含まれる

これらは犬の生理機能に欠かせない、栄養素で犬の体を構成するのに必要となりますね。また犬の骨や体液などにも存在し、ホルモンや酵素などの働きを活発にしてくれます。そして、このミネラルは犬の体内で作ることの出来ない、栄養素なので手作りご飯から摂取する必要があります。

以上が五大栄養素の種類と基本的な働きになります。次は犬の手作りご飯で注意しておきたい、栄養素のポイントを紹介しますね。

犬の手作りご飯の栄養バランスで注意しておきたいポイント

手作りご飯の栄養バランスは犬が長生きする為にも、しっかりと栄養素を摂ることは勿論、強化したい栄養素があれば、お互いに補い合う形で他の栄養素を取り入れて、バランス良く取っていくことが大切になります。しかし一部の栄養素を過剰に摂ってしまうと、他の栄養素の欠乏を招く可能性があるので、注意しておかなくてはなりません。

  • 過剰摂取すると犬の身体に健康障害が出やすくなる栄養素はコレ!
    • ナトリウム
    • カリウム
    • カルシウム
    • マグネシウム
    • リン
    • ヨウ素

さらにミネラルの特徴として、一つのミネラルを犬が手作りご飯で多く摂ると、他のミネラル吸収が低下する恐れが考えられます。以下に例として記載していますので、是非参考にしてみて下さいね。

  • 例1)
    • リン・カルシウム・カリウム・脂肪・たんぱく質が多いと、マグネシウムの吸収が低下
  • 例2)
    • リン・鉄・コバルトが多いとマンガンの吸収が低下
  • 例3)
    • カルシウム・マグネシウムが多いとリンの吸収が低下
    • 食物繊維が多い場合も、リンの利用性を低下

また、カルシウムとリンが適当な栄養状態にあるには、それぞれが十分に与えられている事、またビタミンDが存在する事ですね。そして〝カルシウムとリンの理想的な比率は2~1:1〝が望ましいと言われていますね。ただし、腎疾患のある犬はたんぱく質・ナトリウム・リンが制限されるので注意しておきましょうね。

最後に:犬が長生きする為の手作りご飯の栄養バランスをまとめてみました

犬の手作りご飯に必要な基本とされる栄養バランスはコレ!

  • 三大栄養バランスはコレ!
    • たんぱく質
    • 脂肪
    • 炭水化物
  • 五大栄養バランスはコレ!
    • タンパク質
    • 脂肪
    • 炭水化物
    • ビタミン
    • ミネラル

三大栄養バランスは犬の体を構成し、エネルギー源となる栄養素ですね。三大栄養素は犬の生活環境や犬種、犬の活動量またはライフステージによっても変化しますので、日頃から犬の成長を観察しながら調整して行きましょうね。

そして五大栄養素はバランスよく摂ることで、犬は健康でたくましい体を作り、犬が長生きする秘訣ともなりますので、手作りご飯を作る際は用意した材料を確認しつつ『何か足りない栄養は無いのか?』と、一度考えてみてはいかがでしょうか?

ただし、犬の手作りご飯は1日で全ての栄養を取るのではなく、1週間で全ての栄養を取るのが基本となりますので、栄養の過剰摂取とならない様に注意しましょうね。


またね(∩´∀`)∩

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