犬に適温の部屋・室内の温度とは?冬の適正温度とエアコン設定温度はコレ!

こんにちわん_(┐「ε:)_

冬の寒い環境下の中で、犬が部屋・室内で適温と感じる適正温度について詳しく解説していきますね。またエアコンの設定温度は個々の犬によって、快適と感じる体感温度が異なりますので、自身の愛犬に適した調整方法も踏まえた上で紹介していきます。

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犬に適温とされる冬の部屋・室内の適正温度とは?

『犬』という大きな括りでよく言われる冬の一般的な温度はコレ

犬種や被毛の種類、年齢などを考慮せず、一般的に言われる犬が快適とする部屋・室内の適正温度は以下の通りとなっています。

  • 室内温度:約18℃〜22℃
  • 室内湿度:50%前後

ただし、これはあくまでも全体的に見た時の平均値となっていますので、ここからさらに犬種(被毛の種類)や、年齢、地域的特徴から愛犬に適した適正温度を考えてあげる必要があります。

冬の時期の適正温度は条件によって異なってくる

犬が快適と感じる部屋・室内の適温は、以下の様な条件から個々で適正温度が変化してきます。

  • 被毛の種類
    • ダブルコート
    • シングルコート
  • 年齢
  • 体型
  • トリミングによるカットの有無

では、各項目の適正温度が変化する理由についてみていきましょう。

被毛の種類による適正温度の違い

犬は犬種毎の原産地によって、被毛が2種類に分けられます。

  • 寒い地域を原産とする〝ダブルコート〝の犬種
    • ポメラニアン、サモエド、シベリアンハスキーなど
  • 暖かい地域を原産とする〝シングルコート〝の犬種
    • チワワ、パグ、ミニチュア・ピンシャーなど

ダブルコートの犬種は寒い地域を原産とする為に、その被毛は寒さに特化した仕様となっています。

ダブルコートは〝オーバーコート〝と〝アンダーコート〝の2種類の被毛に分けられるのですが、寒さに強い理由は肌に面したアンダーコートにその秘密があります。

アンダーコートは密集した柔らかく細かな被毛となっており、この被毛が〝身体から発する体温を逃さずに留める役割〝を果たす為、保温性の高い被毛となっているのですね。

逆にシングルコートの犬種は温暖な地域を原産としていますので、保温性の高いアンダーコートは邪魔でしかありません。その為、紫外線を防ぐ為などの役割を持つ〝オーバーコート〝のみの被毛となっています。

これらの事からダブルコートとシングルコートの被毛の違いによって、冬の適正温度が異なってきます。被毛の違いによる部屋・室温の適温は以下の通りになります。

  • ダブルコート:19℃〜23℃
  • シングルコート:20℃〜25℃

ただし、これもそれぞれの被毛的特徴から考えた際の適正温度ですので、ダブルコートだから、シングルコートだから、上記温度が快適という訳ではありません。

被毛的特徴のみを見た時の場合ですが、犬の被毛は個々によって多少なりとも特徴があります。

例えば我が家にはポメラニアンが2頭居るのですが、一頭は被毛が綿飴の様にフサフサでとても暖かそうな見た目をしているのに対し、もう一頭は被毛が薄く厚みのない貧相な見た目をしています。

そら
そら

僕はフサフサしているから冬でも暖かいんだ!

あめ
あめ

僕は毛が少ないから冬は寒くて苦手だな

これはポメラニアンの〝仔犬時代の被毛量が成犬時に影響する特徴〝が関係しています。

仔犬の時にフサフサな被毛をしている子は、成犬になると貧相な被毛に変化して、逆に仔犬の時に貧相な被毛をしていた子は、成犬になると綿飴の様な厚みのある被毛へ変化する特徴があるのです。

このように同じ犬種でも被毛に違いがあり、個々の犬によってその被毛量が多少なりとも変化するので、被毛の種類別温度はあくまでも目安として考えておくと良いですね。

年齢による適正温度の違い

仔犬や老犬は成犬よりも、体温調節を苦手としており、成犬は多少の暑さや寒さを我慢出来るのに対し、仔犬や老犬は多少の暑さや寒さで体調を崩しやすくなっています。

また犬は歳を取れば取るほど、寒さや暑さに対しての抵抗力が弱まる為、寒さに強いとされているダブルコートの犬種でさえ、歳を重ねればシングルコートの犬のように防寒対策が必要となります。

その為、冬の部屋・室内の適正温度は愛犬の年齢も考慮した上で考えていかなくてはなりません。また年齢を重ねる毎に犬は内臓器官(特に心臓)が弱まってきますので、室内と外の寒暖差に注意しておかないと、気温差による影響で心臓に大きな負担を掛けてしまいます。

その為、老犬であればあるほど外気温と室内温度の差を出来る限り〝縮めてあげる〝のが、一番身体へ負担の少ない適正温度となります。

しかし、外気温に近づけた室内温度は、必ずしも老犬の適正温度になるとは言い難いものです。

特に東北などの寒い地域は室内と外気温で必然と大きな気温差が出来てしまいますので、外気温へ近づける室内温度には限度があります。

では、どうすれば良いのでしょうか?

老犬に対しての適正温度は外気温との差を出来る限り減らす事が大切となりますので、以下のような方法で対策します。

  • 室内温度を一般的に適温とされている最低温度の18℃前後に保つ
    • あまりにも寒がっていれば1℃ずつ温度を上げて様子を見る
    • あまりにも暑がっていれば1℃ずつ温度を下げて様子を見る
  • 外出時は洋服を着用させて、室内と外の寒暖差の影響を減らす

この他にも冬の散歩は愛犬を毛布に包んで抱っこした上で、景色や匂いを楽しませる散歩のみにして、運動不足の解消は室内でのボール遊びなどで解消してあげるのも寒暖差を考慮した一つの方法となります。

老犬の冬の適正温度は、このように外出時の室内と外の寒暖差による影響も考慮した上で考えていかなくてはなりません。その為、室内で快適に過ごせる温度だけに目を向けるのではなく、外出時の寒暖差も考えた上で〝快適と感じる温度より数℃下の室内温度に設定する〝のが得策かなぁと感じます。

そら
そら

僕も老犬になって心臓が弱くなったから、室温は出来る限り低い温度で設定しているよ。

あめ
あめ

寒暖差の影響による身体への負担も考えたら、低い温度に設定するのが老犬にとっての適正温度なのかもね。

そら
そら

そうだね。それに部屋が寒かったら毛布で体温調整して温まるからね。

体型による適正温度の違い

人もそうですが痩せている人と肥満体型の方では、快適と感じる温度に多少の違いがあります。これは脂肪の厚みがあればあるほど体温を溜め込む(保温性が高い)特徴がある為に、体型によって暑い・寒いの感じ方が異なってくるのですね。

そしてこの特徴は犬も同じで、体型によって適正温度が変化してきますので、肥満体型の子は痩せ型の子より室温を1℃〜2℃程度下げてあげるのが体型に合った適正温度となります。

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トリミングのカットによる適正温度の違い

トリミングとは全体的な被毛をカットする事を指しており、主にトイプードルなどの全身カットが必要とされている犬種に用いられる手法となります。逆にポメラニアンなどの全身の被毛をカットする必要の無い犬種はグルーミングと呼ばれる、肉球裏などの最低限のカットとケアだけで済ませる手法を基本としています。

これは被毛による影響が関係しており、トイプードルなどのトリミングが必要な犬種は全身カットを行わないと、被毛で視界が塞がる、カットしないと伸び続けるなどの生活に悪影響が出る為ですね。

逆にポメラニアンなどの犬種は、一定の長さで被毛の成長が止まる為、そもそもカットの必要がありません。むしろポメラニアンのようなダブルコートの犬種は、下手にカットしてしまうと被毛による体温調節の働きを妨害したり、紫外線による皮膚へのダメージが悪化してしまいます。

また、ここ最近はポメラニアンのデザイナーズカット(ベアーカットやタヌキなど)が流行っていますが、これらはポメ脱と呼ばれる特有の脱毛症を引き起こす原因とも言われています。そしてこのポメ脱は治療法が定まっていませんので、投薬や食事療法など様々な治療を施した上で地道に長い期間を掛けて解決していくしかありません。

そしてトリミングの必要の無い犬種(主にダブルコート)をカットするという事は、被毛による保温性が失われますので、犬種毎の適正温度はその子に対して有効とはされません。寒さに強いはずの子がカットした事で体温調節出来ずに寒がったり、老犬の子は低体温症の危険にまで晒されますので個人的にはデザイナーズカットは愛犬の為を思うのであれば控えておいた方が良いのかも知れません。

ただし、皮膚病などが原因で短くカットする場合は仕方がない事です。ですので、そういった子(被毛をカットした犬)はシングルコートの適正温度を目安にした上で暑がっていれば少しづつ室内温度を調整してあげれば良いかと思います。

愛犬に適したエアコンの設定温度とは?

先にエアコンの設定温度で注意しておきたいことを見ておこう!

まず先に見ておきたいのが、エアコンによる過剰な設定温度による危険性です。

冬の時期は室内・部屋の中でも寒いと感じる日々が続く為、飼い主はエアコンの温度を高めに設定する方も多くいらっしゃるかと思います。しかし人が暖かいと感じるエアコンの設定温度は犬にとって暑過ぎる場合があります。

犬は人と違って被毛を全身に備えており、汗腺と呼ばれる機能が全身に備わっていないので、人よりも暑さに弱い生き物となっています。

※汗腺とは汗を身体の外へ排出する部位で、これは汗が蒸発する事で身体を冷やす事が可能な機能を備えています。人間は全身に汗腺を持っていますが、犬は肉球裏などの一部にしかありません。

また犬の平均体温は38℃〜39℃前後となっていますので、人よりも寒さに強い傾向にあります。特に犬は気温22℃以上で湿度が60%以上あると〝冬でも熱中症を起こす危険性〝がありますので、冬のエアコン設定温度には気をつけなくてはなりません。

そら
そら

僕達が暑いと思う、簡単な目安は〝人が暖かい、少し暑いかなと感じるエアコン温度〝だよ。

あめ
あめ

逆に僕達が快適だなぁと思う、簡単な目安は〝人が肌寒いと感じるエアコン温度〝だね。

主

そうだね。これは長年、君達と暮らしてきた経験から培った、エアコンの設定温度の大きな判断材料となったよ。

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愛犬の様子を観察した上で部屋・室内のエアコン設定温度を決める!

冬の時期のエアコン設定温度は愛犬の様子を観察して暑いか、寒いと感じているかを判断する事が出来ます。

  • 暑いと感じている時の仕草や症状
    1. ハッハッと、短く早い呼吸(パンティング)をしている
      • 舌のヨダレを蒸発させて、体温を下げている
    2. フローリングなどの冷たい床でお腹をピッタリと当てている
    3. 玄関やドアの前などに居座り、隙間風で身体を冷やしている
    4. 水を大量に飲む
      • 身体の内側から体温を下げようとしている

このような様子を確認できた場合は、愛犬が暑がっているのでエアコンの設定温度を下げて暫く様子を観察しておくと良いですね。

  • 寒いと感じている時の仕草や症状
    1. 身体を丸める仕草
      • 一見すると寝ているように見えますが、これは寝ているのでは無く、体温を外へ逃さず、無駄な体力を消費しない為の行動となります
    2. 身体がプルプルと震えている
    3. 長い時間寝ている
      • 寒さによる体力の低下を抑える為に、睡眠時間が増加する
    4. 下痢をする
      • 身体が冷え、胃腸の働きが弱まっている
    5. 飼い主にピッタリと身体を寄せる
    6. 暖房器具(エアコンなど)の前に移動する
    7. ケージの中に籠る
    8. 床を嫌い、毛布などの上から動かない

この様な様子を確認できた場合は、エアコンの設定温度を上げるのも良いですが、まずは毛布や湯たんぽなどで室内温度を上げない対策方法で、愛犬の体温を温めてあげられるのかを試してみましょう。

これは外気温と室内の寒暖差を少しでも縮め、身体(心臓)への負担を減らす為に必要な行為となります。毛布や湯たんぽなどで改善されない様でしたら少しずつエアコンの設定温度を上げて様子を観察してみると良いですね。

エアコンの設定温度は個々の犬によって適温と感じる部屋・室内の温度が異なりますので、老犬は18℃、成犬は20℃を目安に設定しておきましょう。そしてエアコンを設定した後に愛犬がどのような様子で居るのかを判断した上で1℃ずつ+−して調整するのが理想の設定温度となります。

また冷気は下に溜まりやすい特徴がありますので、エアコンの風向きを〝自動(上下に動く様にする)〝にして空気を循環させてあげると良いですよ。

そら
そら

この他にも、僕達の耳内側やお腹などの肌に面した部分に触れて室内温度が適正かどうかを判断する方法があるよ。

あめ
あめ

僕達は人よりも平均体温が高いから、人が触れて『少し暖かいなぁ』と感じるぐらいが僕達の適温なんだよ!

主

つまり、愛犬の肌に触れてあまりにも熱いと感じたらエアコンの温度を下げる。逆に冷たいと感じたらエアコンの温度を上げれば良いんだよね。

そら
そら

そういう事だね!ただ、この確認方法は日頃から僕達の身体に触れているかどうかで、お父さん・お母さんがちゃんと判断出来るかが変わってくるんだよね。

そら
そら

人が個々で平均体温が異なる様に、僕達にも多少の体温の違いがあるから、普段から身体に触れて覚えておいてくれると嬉しいよね。

あめ
あめ

うんうん。僕としても身体に触れてくれるのは大切なコミュニュケーションの一つだし、いっーーーーーぱいナデナデして欲しいね!

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最後に:犬が冬に適温とする部屋の適正温度と、エアコンの設定温度についてまとめてみました!

犬が冬の時期に適温と感じる温度は、以下の条件によって個々で部屋・室内の適正温度が異なってきます。

  • 被毛の違い(ダブルコート・シングルコート)
  • 成犬と老犬(シニア犬)の体感温度の違い
  • 老犬の身体への負担を考慮した際の温度の違い
  • 肥満型と痩せ型による脂肪のつき方での違い
  • トリミングで被毛をカットした子と、自然体の子との体感温度の違い

これらの事から、『犬はこの温度が良い!』、『ダブルコートだからこの温度が適温だよ!』などと一概に決める事は出来ません。その為、飼い主さんは自身の愛犬がどの様な子(犬種や年齢など)なのか?をしっかりと判断した上で、今回の記事を参考にして頂けたら良いかと思います。

またエアコンの設定温度も同じように、個々の犬によって体感温度が異なります。ですので、愛犬がどの様な仕草や様子(暑そうにしている・寒そうにしている)を見せているのかを確認した上でエアコンの温度を調節してあげましょう。


またね_(┐「ε:)_

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