犬が冬の時期になると水をよく飲む理由とは?適正温度を超えた暖房が原因だった!?

冬に適した生活環境や外出方法

こんにちわん(`・ω・´)<やぁやぁ!

世間一般では人間が〝水をよく飲む〝と言う行為は健康上とても良いとされており、毎日起きてから必ずコップ1杯の水を飲むなど意識して行う方もだいぶ増えてきたかと思います。

しかし、犬は『健康に良いから水を沢山飲もう!』と、健康を意識して自ら飲む事はありません。犬が水を摂取するのは本能であり、身体が水分を欲しているから〝水を飲む〝と言う行動を起こしているのですね。

その為、犬が水をよく飲む様になるのには、必ず何かしらの理由や原因が存在しています。

ましてや身体の水分が失われやすい夏の暑い時期では無く、涼しい季節となる冬の時期に水を多飲しているとなると、『病気や生活環境等に何かしらの変化があったのではないのか?』と疑う事が出来ます。

愛犬の普段とは異なる行動には、何かしらの意味がありますので、飼い主様は少しの異変に気がつける様、普段から愛犬の行動や様子を気に掛けておくと良いですね。

今回は〝冬の時期に愛犬が水をよく飲む理由(冬に設定している暖房は適正温度なのか?等)〝についてと、〝全季節を通して犬が水をよく飲む様になる原因〝の二つを主に解説していき、一般的な犬が一日に必要とする水分量に関してもお話ししていきますので、是非参考にして見てくださいね。

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犬が一日に必要とする一般的な水分量とは?

生活環境や個々に個体差がある事も視野に入れて考えよう!

動物にとって水分とは生命の源であり、体重の約60%〜70%は水分で構成されています。

そして水分は血液やリンパ液、細胞内などに存在し、また老廃物の除去、体温調節、血液内でホルモンや酸素等を運ぶ役割だったりと、水分は生きていく上で必ず必要な身体の基本成分となっています。

身体に含まれている水分は、下痢や嘔吐、排泄、呼吸等で失い、体内の10%もの水分が失われると犬は痙攣を引き起こしやすくなります。

そして20%以上もの水分が体内から出て行ってしまうと、犬は死を招く可能性があります。

では、犬が一日に必要とする水分量とは一体どの程度の量なのでしょうか?

犬が一日に必要とする水分量は、一日に必要なエネルギー要求量とほぼ同じとも言われており、その計算方法は獣医師会の資料によれば、〝愛犬の体重(kg)×0.75×132(ml)〝で算出された数値が愛犬に必要となる一日の水分量となります。

この算出された水分量は普段の食事の水分量も含まれていますので、計算された数値=飲み水の量では無く、一日の水分量とは〝食事内の水分量と飲み水を合わせた数値〝である事を理解しておきましょう。

  • ドッグフード内の水分量は約7%
  • ウェットフード内の水分量は約70%
  • 手作り食は調理方法や食材によって大きく異なる
    • (また煮汁もしっかりと与えているか?でも水分量は変化する)
  • 食事の内容にもよるが、食事内の水分量を除いた水分(飲み水)だけを考えた場合、基本的には
    • 〝愛犬の体重(kg)×40〜60(ml)〝と考えておくと良いですね

ただし、この計算によって算出された一日の水分量は、あくまでも一般的な数値であり、この数値でなければならない、とした理由はありません。

これは目安であり、個々の体質や生活環境等によって大きく変動しますので、『計算した水分以上に飲んでいる、飲んで無い』としても、愛犬の様子が普段と異ならない様でしたら問題はありませんので、あまり気にする必要はないのかな?と私は考えます。

愛犬が一日に飲む水分量は、その日の食事や運動量・気温等によって変動しますので、飼い主さんは愛犬の平均水分量を把握する為にも、以下の様な測り方を日々継続する事をおすすめします。

※理由としては、愛犬に異変があった場合、獣医師さんから一日の水分量がどれだけ変化したのか?を尋ねられる事があるからですね。

この時に伝える水分量の変化をどれだけ詳しく言えるかで、愛犬の状態を獣医師さんが把握しやすく、最善の治療へ繋げられるからです。

  • 愛犬の水分量を把握する為、空のペットボトルなどの水分量を正確に把握出来る物に飲み水を入れて、そこから器に水を注ぎ足していく
  • 一日でどれだけ減ったのか?(どれだけ飲んだのか)を毎日メモしておく
    • メモする内容は水の量以外に
      • その日の食事内容(おやつも含む)
      • 運動量
      • 天気
      • 室温や外気温・湿度
      • 服用薬が有れば、その種類
      • 誰かが自宅に来訪したなどのイベント毎

では愛犬が水をよく飲む原因について、まずはどの様な理由があるのか?を前季節を通して考えられる要因を見ていきましょう。

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前季節を通して水をよく飲む様になる理由とは?

考えられる原因はコレ!

まず初めに、冬の時期に愛犬が水をよく飲む理由を先に伝えないのは、犬が水をよく飲む行為には病気等の生命に関わる危険があり、冬の季節に関係せず水を多飲している可能性があるからです。

そして、冬の時期に愛犬が水を飲む理由については、とても単純でよく考えれば気付ける様な事ですので、先に全季節を通して水を多飲してしまう理由についてお話ししてしまいますね。

犬が水をよく飲む様になる原因には、以下の様な事が関係している場合があります。

  • 疾患等の病気関係
  • 食事やおやつ
  • 生活環境
  • 精神的問題
  • 運動量
  • 年齢によるもの
  • 妊娠や生理
  • 服用している薬
  • 個体差
  • 季節によるもの

では、各項目毎で愛犬が水をよく飲む理由について見ていきましょう。

病気が原因で水をよく飲む様になる

犬が患ってしまう病気の中には、飲み水を多飲する行動が見られる場合があり、愛犬が水をよく飲む様になったら真先に考えてしまう原因の一つとなります。

水をよく飲む症状が現れる病気は以下の通りです。

  • 子宮蓄膿症
  • 尿崩症
  • 慢性腎臓病
  • 慢性腎不全
  • クッシング症候群(副腎皮質機能亢進症)
  • 糖尿病
  • 高カルシウム血症
  • 腎臓病

愛犬が多飲多尿する様子が見られたら上記病気を疑っておかなくてはなりませんが、その前に他の原因が関係していないかを一度確認しておかなくてはなりません。

それが一体どんな原因なのかを引き続き見ていきましょう。

食事が原因で水をよく飲む様になる

犬の食事には大きく分けて、3つあります。

  • ドライフード
  • ウェットフード
  • 手作りご飯

ドライフードは含まれている水分量がとても少ない為に、犬は一日に必要な水分を飲み水で補います。逆にウェットフードや手作りご飯は水分が多く含まれているので、食事でも水分を多く補う事が可能です。

その為、ウェットフードや手作りご飯からドライフードへ移行した場合、犬は食事で不足した水分を飲み水で補いますので、飼い主は『愛犬が水分(飲み水)をよく取る様になった』と勘違いしてしまう事が考えられます。

次に考えられるのが、塩分の摂取です。

人間もそうですが塩分を多く摂取すると、脳が血液中のナトリウム濃度が上がったと判断するので、脳が『水分を取って!!』と体内のイオンバランスを保つ為に身体へ指示します。

これは犬も同じで

  • ナトリウム含有量の高いドッグフードやウェットフード
  • 食塩が含まれた犬用おやつ
  • おやつの与え過ぎ
  • 味付けされた人間の食べ物
  • 手作りご飯の食材(原材料)に食塩が含まれているものを選択してしまう
    • じゃこや加工品等
  • ナトリウムの高い食材ばかり手作りご飯に使用している

上記の様な食べ物や食材を使用していたら、犬も水をよく飲む様になりますので今一度、愛犬の食生活は本当に健康的であるのか?を思い返してみましょう。

生活環境が原因で水をよく飲む様になる

犬は犬種によって適温と感じる温度が異なりますが、全犬種を通して犬は平均体温が高い事や、被毛がある事から人間よりも多少なりとも寒さに強くなっています。

その為、私達の感覚で室内温度を設定してしまったり、夏などの暑い気温の最中、散歩へ出掛けてしまうと犬は体温を下げようと水をガブ飲みしてしまいますので、愛犬にとって快適な温度や生活環境を整えられる様心掛けてみましょう。

精神的問題が原因で水をよく飲む様になる

犬はストレスを抱えやすく、そのストレス(心因性多飲多尿)が原因で水を多飲してしまう事があります。

犬がストレスを抱えてしまう原因は、個々の環境によっても異なりますが、基本的には以下の様な要因が考えられます。

  • 引越しによる環境の変化
  • 家族感の変化(離婚や子供が生まれたなど)
  • 自宅へ知らない人間が招かれた
  • 運動不足
  • コミュニケーション不足
  • 新しい愛犬を招き入れた
  • 食事の変化
  • 雷や電車などの物音
  • 愛犬を怒鳴る・手を出す
  • 室内温度と外気温の大きな温度差
  • 日光を浴びていない(飼い主が夜型であると起こり易い)
  • 車などでの移動・長距離の移動
  • 人混みによるもの
  • お留守番時間が長かった

この他にも犬がストレスを抱えてしまう原因はありますが、比較的起こり易いストレスの発生源としては上記の様なものが原因と考えられます。

運動量の変化で水をよく飲む様になる

愛犬が一日に運動する時間や、運動の種類(散歩・ドッグラン・室内遊び等)によっても一日に必要とする水分量は異なってきます。

その為、『その日にどの様な運動を行なったのか?』、『普段と異なる激しい運動を行なっていないか?』などを思い返してみましょう。

年齢的問題で水をよく飲む様になる

これは個々によって異なる事がありますが、犬は高齢になるにつれ、水をよく飲む様になる事があります。

これは喉が乾燥しやすくなったなどの身体機能の低下が関係しているのでは?と考えており、実際に高齢犬となった我が家の愛犬がこれに当たります。

(`・ω・´)<まぁ、うちの子は心臓病も関係しているけどね。

妊娠や生理が起因して水をよく飲む様になる

妊娠や生理を迎えたすべての犬が水をよく飲む様になる訳ではありませんが、中には妊娠や生理の様な身体の変化を迎えた途端に水をよく飲む様になる、と言った事例もあります。

服用している薬が原因で水をよく飲む様になる

犬が服用する薬の中で、水をよく飲む様になる薬の種類と言えば、とても強い副作用が起こるステロイドが有名ですよね。

我が家の愛犬も何度かステロイドを処方された事がありますが、ステロイドを服用した日は必ず水を多飲するので、よく覚えています。

また心臓病(心不全等)のお薬も担当獣医さんから『水をよく飲む様になりますので、飲み水を沢山用意してあげて下さいね』と言われた事があります。

このように服用している薬によっては、愛犬が副作用で水を多飲する事がありますので、もし何かしらの薬を服用して、水をよく飲むようになったのであれば、一度担当の獣医さんに聞いてみましょう。

※薬を服用して、あまりにも水を飲むようであれば、薬の効果が強すぎる場合が考えられますので、『副作用で多飲しているだけ』と気楽に考えず、一日でどれだけのお水を飲んだのか?を正確な数値で把握し、処方して下さった獣医さんに『薬を服用してから、これだけの水分を摂っているのですが、大丈夫でしょうか?』と質問しておきましょう。

個体差によって水をよく飲むのかどうかも変化する(多頭飼いの飼い主の感じ方)

犬に限らず人間を含む動物全てに言える事ですが、同じ動物でも体格や性格は個々によって異なりますので、当然のこと必要とする水分量は異なってきます。

我が家にはポメラニアンの〝そら〝と〝あめ〝が居ますが、〝そら〝は水をよく飲むのに対し、〝あめ〝は全くと言っていいほど水を飲みません。

この様に同じ犬種でも水を飲む量や頻度が大きく異なってきますので、個々によって水分量が大きく変化する事もしっかりと把握しておくと良いですね。

特に多頭飼いの方は、『あの子は水をよく飲むのに対し、この子は水を全く飲まないのだけど・・・』と心配になる事もあります。

しかし、上記でお話しした様に個々で必要とする水分量が変化してきますので、基本的には一日に摂取する水分量を他の子と比べるのではなく、その子自身が一日で摂取している水分量を日々計測して観察するのが良いですよ。

季節によるもの

日本には四季があり、季節によって気温や湿度が変化しますよね。外気温だけで言えば、夏はとても暑いので体温を下げる為や、体内の水分を失い易い事から一日に摂取する水分量がとても多くなります。

逆に冬の時期は外気温がとても寒い為、体温を下げたくない、体内に水分が豊富に残っているなどの理由から一日の水分摂取量が夏に比べ減少します。

また外気温の他に、季節(特に冬の時期)に合わせて室内温度が変化する事も水分摂取量に関わってきます。

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これについては下記の『冬の時期に水をよく飲む理由とは?』で解説していきますね。

様々な情報に踊らされず広い視野を持って考えよう!

愛犬が水をよく飲む理由は、上記で説明してきた様に病気以外にも様々原因が考えられます。

その為、愛犬が多飲する様になったら、まず初めに病気以外の原因が関係していないのか?どうかを一度考えてみて下さい。そして、考えたのち動物病院へ訪れてみましょう。

基本的には愛犬に異常が見られたらすぐに動物病院で診察を受けるのが良いですが、診察の際に先生から『水をよく飲む様になった原因について、心当たりは有りますか?』と尋ねられる事もあるので、判断材料として答えられる様、準備しておきましょう。

これが伝えられるかどうかで、先生も『これが原因だな』『この病気が関係しているね』などと言った判断をより正確に下す事ができますので、愛犬が病気だった場合、素早い治療や回復を望むのであれば必須の情報となります。

冬の時期に水をよく飲む理由とは?

考えられる要因は2つ

愛犬が冬の時期に水をよく飲む理由は、全季節を通して関係してくる理由でなければ、至極単純なもので、知れば『あっ、そうか成る程』と感じてしまう要因となっています。

室内温度が高く、愛犬にとって適温ではない

冬の時期は気温が低下する為に、飼い主が自身の適正温度に合わせて室温を調整してしまう事があります。しかし、犬にとって人間の適温は暑いと感じてしまうのがほとんどで、ダブルコートの寒さに強い犬種は特にその傾向が強くなっています。

室内が暑いと感じた犬は、自身の体温を下げる為に涼しい場所へ避難したり、フローリング等の冷えた床に身体を密着させたりします。そして体温を内側から下げる為に水をよく飲む様になります。

この水を飲んで体温を下げる行為は夏の時期によく見られる光景でも有りますね。

この事から、愛犬が冬の時期に水をよく飲む訳として考えられるのは〝室温が暑すぎる〝のが一つの理由となります。愛犬の適正温度とは一体何度なのか?を一度考えてみましょう。

室内が乾燥している

冬の時期に室内を温めるのには、以下の様な暖房器具を使用するかと思います。

  • エアコン
  • コタツ
  • ガス・電気ファンヒーター
  • パネルヒーター
  • ストーブ

この他にも様々な暖房器具がありますが、これらは室内を温めると同時に空気を乾燥させてしまう欠点があります。

人間は空気が乾燥してしまうと、喉を潤す為に水を摂取しますが、これは犬も同じで室内が乾燥していれば当然、喉が乾燥する度に水を飲みますので、必然と水分量が増加してしまいます。

基本的に上記リストの暖房器具を使用する際は、換気を定期的に行い、湿度を一定に保ってあげる工夫が必須となりますので、加湿器を用意するなどの対策を行なっておきましょう。

※暖房器具の一部から排出される一酸化炭素は、低い位置(床)に溜まり易い性質がありますので、床に近い位置で生活している犬は〝一酸化炭素中毒〝を引き起こし易く、個人的には愛犬と暮らしている環境下での使用を控えた方が良いと感じます。

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最後に:冬の時期に愛犬が水をよく飲む理由についてまとめてみました

愛犬が冬の時期に水をよく飲む理由はコレ!

  • 暖房などを使用して、室温が愛犬の適正温度を超えている
  • 室内が暖房器具により乾燥している
    • 暖房器具を使用せずとも、冬は乾燥しやすい季節である事も覚えておこう!

また水をよく飲む理由としては以下の様な原因も考えられますので、暖房器具だけに視野を向けるのではなく、様々な要因が関係している可能性もあるとして、広い視野で原因を考えてみましょう。

  • 引越しによる環境の変化
  • 家族感の変化(離婚や子供が生まれたなど)
  • 自宅へ知らない人間が招かれた
  • 運動不足
  • コミュニケーション不足
  • 新しい愛犬を招き入れた
  • 食事の変化
  • 雷や電車などの物音
  • 愛犬を怒鳴る・手を出す
  • 室内温度と外気温の大きな温度差
  • 日光を浴びていない(飼い主が夜型であると起こり易い)
  • 車などでの移動・長距離の移動
  • 人混みによるもの
  • お留守番時間が長かった


またね(`・ω・´)

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