犬が台風で体調不良を引き起こす原因はこれ!天気による低気圧が犬の身体に与える影響とは?

こんにちわん(`・ω・´)

この記事では、台風などの天気が悪い影響で、犬が体調不良を引き起こす原因について紹介しますね。一般的に台風などで犬が体調を崩す原因は〝低気圧〝が関係していると言われていますが、実際の所、低気圧と身体の関係性については知らない方も多いかと思われます。

そこで今回は『低気圧が身体にどう関係しているのか?』も、詳しく解説していきますので、是非参考にしてみて下さいね。

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犬が台風などの悪天候で体調不良になる理由とは?

天気による気圧の変化が関係していた

私達が過ごす日常生活の中で定められている標準気圧は〝1013hPa〝程度と言われており、大型(勢力の強い)の台風では気圧が〝960〜970hPa〝まで下がるとされています。

この数値が標準より低いことを低気圧と呼び、これは〝空気の密度が薄くて軽い〝事を表しています。逆に空気の密度が濃く重いものを高気圧と呼びます。

気圧とは空気の重さによる圧力の事で、私達は日常的に身体を空気の圧力に押され続けている状態となっています。しかし、私達の身体はその圧力に対し耐える(押し返す)力がある為に問題なく日常生活を送れるのです。

しかし台風の様な悪天候、又は大雨・暴風などの天気では、気圧が下がる為、身体に掛かる負担(圧力)が軽くなり、身体が膨張する様になります。

この身体の膨張は、登山をした際にスナック菓子が大きく膨らむ原理と同じ現象です。そして膨張すると同時に、気圧が低くなると身体へ取り入れる酸素が少なくなる(取り込みづらくなる)現象が起きてしまい、大量の酸素を身体の隅々まで運べなくなります。

これによって起こるのが以下の様な現象です。

  • 体外からの圧力が弱まる事で体内の至るものが膨張する現象
    • 脳や臓器、血管、リンパ、骨髄など水分が含まれる部位に影響を及ぼす
  • 気圧の低下により、酸素の供給量が減る事で身体の各所で酸欠を起こす現象

この他にも副交感神経に作用を及ぼす事で、体調(健康)・生命を維持する自律神経のバランスを崩してしまう事も犬が体調不良に陥る原因とされています。

犬は気圧が変化すると、身体に多少なりともストレスを感じますので、身体がストレスに対し抵抗しようと自律神経が活性化します。

自律神経とは、犬の意思関係なく働く神経で、主に血管や内臓に対して働きかけて(支配して)います。

そして自律神経は交感神経と副交感神経が正反対の働きをする事でバランスを保ってるのです。しかし、台風などの悪天候で低気圧になると、副交感神経が優位に働いてしまい、バランスを崩してしまいます。

  • 交感神経
    • 活動している時や、ストレス・緊張している時に働き、心身を緊張へ誘導
      • 心拍数の向上
      • 血管を収縮して血圧を上げる
      • 消化器官の働きを抑制
  • 副交感神経
    • 休息・リラックスしている時や、身体の修復をしている時に働き、心身をリラックスさせる
      • 心拍数の低下
      • 血管を広げ血圧を下げる
      • 消化器官を活性化

副交感神経は身体へ蓄積した疲労や、ダメージを修復して正常(健全)な状態に戻す役割を持っています。

副交感神経が台風などの影響を受け優位に立つと、血管やリンパ管の膨張、血管が拡張する事で頭蓋骨や脳を圧迫するようになります。

では、これらの気圧の変化が犬の身体に与える影響とは一体どの様な症状なのでしょうか?

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台風などの悪天候が犬の身体に与える体調不良とは?

低気圧が関係する犬の体調不良はコレ!

犬が台風や天気の悪さから体調を崩す、症状は以下の通りになります。

  • 貧血
  • 酸欠
  • むくみ
  • 食欲不振
  • 嘔吐
  • 便秘
  • 下痢
  • 元気が無く、怠そうにしている
  • 目眩
  • 涎が出る
  • 落ち着きがない
  • 頭痛
  • 関節痛
  • ふらつき
  • 眼振(目がクルクルと泳ぎ、船酔いに近い状態となる)
  • 斜頸(平衡感覚が掴めず、首が斜めに傾く)

眼振や斜頸、嘔吐、ふらつきは平衡感覚をつかさどる前庭神経に異常をきたす事で発症します。

人が三半規管で平衡感覚のバランスを取る様に、犬も三半規管で平衡感覚を保っています。そして犬は耳の内部である内耳(蝸牛、三半規管、前庭)で気圧の低下を感じ取っています。

しかし、前庭は気圧の変化(低気圧)に影響を受け易く、三半規管と繋がっている前庭神経は平衡感覚を司っている神経となります。その為、台風などの低気圧が来ると平衡感覚が狂い、犬はまるで〝船酔い〝でもしているかの様な状態になってしまうのです。

これは個々の体質によって、有る無し、又は症状の重さが異なりますが、影響を受けた犬は低気圧の状態では常に船酔い状態となりますので、相当辛い思いを虐げられる事となります。

この他にも低気圧が原因で疾患などの病気や、怪我が重症化する事もあります。

  • てんかん
  • 前庭疾患
  • 水頭症
  • 脳腫瘍
  • 内臓疾患
  • 心疾患
  • 肺水腫
  • 緑内障
  • 脊椎疾患
  • 変形性関節症
  • 股関節形成不全
  • 椎間板ヘルニア
  • 膝蓋骨脱臼

これらはいずれも副交感神経や、気圧の変化が影響して引き起こされます。

その為、愛犬が疾患を患っている場合は、普段以上に愛犬の様子を注意深く観察し、異常が見られる場合はすぐに掛かりつけの獣医さんに診察・相談をしましょう。

では、台風や悪天候の天気が及ぼす〝低気圧〝に対して、飼い主は愛犬にどの様な対策を施してあげれば良いのでしょうか?

台風などの低気圧による体調不良を対策する方法とは?

低気圧による体調不良を改善・対策する方法はコレ!

低気圧に対する対策は主に以下の様な方法を取ります。

  • 落ち着いた環境での十分な休息
  • バランスの良い食事
  • 疾患持ちの愛犬は事前に獣医さんの診察を受け、内服薬を処方してもらう
  • 体調を安定させる〝抗不安薬〝の処方

台風などの低気圧による体調不良は一般的に〝気象病〝と呼ばれているのですが、気象病を根本的に改善する内服薬や治療はなく、基本的に自宅で安静にしている事が1番の対策となります。

その為、普段から愛犬がどのタイミング(台風が近づく前など)から体調不良を発症するのかをメモする事が大切となります。そして、疾患持ちの子は症状が現れる前に診察を受けた上で、内服薬を多めに処方してもらうなどしておくと良いですね。

台風に限らず、天気の悪い日(大雨・暴風)などでも気圧は下がります。ですので、ネット情報等を使用し、気圧の変化を観察しつつ〝愛犬が体調を崩す気圧の数値〝にも着目してみるのも良いかも知れませんね。

そして低気圧による体調不良を改善する方法としては、〝自律神経を整えた生活を送る〝事が有効とされています。自律神経は昼夜逆転の生活や、エアコンの効き過ぎなどで乱れます。その為、朝日と共に起床し、適度な運動(紫外線を浴びる事!)とバランスの良い食事、そして日付が変わる前に就寝する事を心掛けていくと良いですね。

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最後に:犬が台風などの悪天候で体調不良を引き起こす原因についてまとめてみました

犬が台風などの悪天候の天気で体調不良になる理由はコレ!

  • いずれも低気圧が起因している
    • 体外からの圧力が弱まる事で体内の至るものが膨張する
    • 気圧の低下により、酸素の供給量が減る事で身体の各所で酸欠を起こす
    • 副交感神経に作用を及ぼす事で、体調(健康)・生命を維持する自律神経のバランスを崩してしまう
    • 三半規管と繋がっている前庭神経は平衡感覚を司っている神経ですが、台風などの低気圧が来ると平衡感覚が狂い、犬はまるで〝船酔い〝でもしているかの様な状態になる

低気圧による犬への症状は、体力の少ない老犬などに大きく影響を及ぼしますので、気圧の変化が生じる期間は、無理に散歩などをさせず、自宅でゆっくりと過ごさせるのが得策となります。


またね(`・ω・´)

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