犬の夏の日向ぼっこは熱中症や白内障の危険がある!?紫外線や暑い日差しの対策方法はコレ!

こんにちわん(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾

この記事では、犬の夏の日向ぼっこに潜む紫外線や外気温による危険性〝熱中症〝や〝白内障〝などを、どの様にして対策するべきなのかを紹介しますね。実際のところ、犬の日向ぼっこに危険が付きまとうのであれば『犬に日向ぼっこ自体をさせなければ良いのでは?』と、考える方も少なからず居るかも知れません。

しかし夏の日差しが強い暑い時期とは言え、犬が日向ぼっこを行う行動にはそれなりの理由があります。そして犬の健康を促進させる為にも、飼い主は日向ぼっこのメリットを理解した上で積極的に犬へ日向ぼっこをさせてあげる必要もあります。

では、犬の日向ぼっこのメリットとデメリットとは一体何なのか?今回は犬に日向ぼっこが必要な理由と日向ぼっこが危険な理由の二つを紹介していきます。

〝日向ぼっこ〝と〝日光浴〝の二つは同じように見えて、実は意味が異なる。

  • 日向ぼっことは、陽の当たる日向で身体を温め、陽だまりで太陽光の暖かさを楽しむ為の行動を指します
  • 日光浴とは、夏場の日差しが強い時期に紫外線を受ける為に太陽光へ当たる事を指します

今回の記事では日光浴の意味合いも兼ねた上で〝日向ぼっこ〝と称し紹介していきますね。

犬が夏の時期に日向ぼっこを行うメリットとは?

日向ぼっこには犬の健康を促進する効果がある!

夏の強い日差しの中で犬が日向ぼっこを行う理由は以下の通りになります。

  • ビタミンDの生成
  • ホルモンの調整
  • 皮膚病の予防
  • 体内時計の調整

このように犬にとって太陽の光を身体に浴びる日向ぼっこは〝生命の維持〝に必要不可欠な行動となります

では、各項目が犬にどのような効果を示すのかを見ていきましょうね。

ビタミンDの生成

犬に限らず人間も太陽光を身体に浴びる事で体内でビタミンDを生成することが出来ます。犬は被毛が存在する事で太陽光が遮断され、紫外線から体内のコレステロールと合成して作られるビタミンDが人間よりも少なくなっています。しかし犬は人間よりもビタミンDを必要とする量が多い為、食べ物でビタミンDを摂取する他に日向ぼっこを行い、少しでもビタミンDを補おうとします

ビタミンDが犬の身体へ与える効果は以下の通りです。

  • カルシウムの吸収を助ける
    • ビタミンDが少ないとカルシウムの吸収量が減る為、骨粗鬆症や骨軟化症などの骨の病気や、くる病などを発症しやすくなる

ビタミンDはカルシウムの吸収に必要不可欠な栄養素となりますので、幼犬の発育時では骨の正常な形成を保つ為にとても大切とされています。また丈夫な骨格や密度の高い骨を作るのにも必要ですので、積極的に取っていきたい栄養素となっています。

またビタミンDを犬が摂取するには、基本は食事をベースとして残りの足りない分を日向ぼっこによるビタミンDの生成やサプリメントなどの健康補助食品を使用して補っていきます。

ホルモンの調整

犬が日光浴をする事で得られるホルモンの調整には以下の2種類があります。

  • セロトニン(幸せホルモン)
  • 成長ホルモン

これらのホルモンが日向ぼっこによって得られる効果を見ていきましょうね。

セロトニン(幸せホルモン)

セロトニンは犬が太陽光を浴びる事で分泌が促され活性化します。セロトニンの効果には以下のような働きがあります。

  • 鬱や不安などの気分の解消
  • 自律神経の乱れを解消
  • ストレスの発散

このように日向ぼっこで得られるセロトニンの効果は犬の精神的不安やストレスを解消する為に必要となります。逆にセロトニンの分泌が少ないと以下のような症状が犬に見られます。

  • 気分が落ち込む
  • 鬱状態になる
  • 自律神経が乱れる
  • 精神的ストレスを溜め込む
  • 情緒不安定になる(無駄吠えや暴れるなどの問題行動の原因)

犬がセロトニンを不足すると上記のような精神的症状(心の病気)を発症してしまいますので、特にストレスや不安を年齢的な問題から発症しやすい老犬には、日向ぼっこで得られるセロトニンが健康を促進させる(心の病気をコントロールさせる・心を落ち着かせる)為にもとても大切になってきますね。

成長ホルモン

成長ホルモンは太陽光を浴びる事で活性化されるホルモンで、成長ホルモンの効果には以下のような働きがあります。

  • 骨や筋肉などの身体の組織を維持する
  • 新陳代謝を促す

この成長ホルモンは若返りのホルモン(アンチエイジング)とも呼ばれており、成長ホルモンがしっかりと分泌されていると、犬は若々しい身体を保つことが出来ますので犬の老化を予防したり遅らせることが可能となります

また老犬のわんちゃんも日向ぼっこを行い、成長ホルモンの分泌を促すことで、現状以上の老化を防止した上で今以上の若々しい身体(精神も含む)を取り戻すことが出来ますので、是非とも老犬の子には日向ぼっこを取り入れていきたいですね。

皮膚病の予防

犬が日向ぼっこで受ける紫外線には殺菌効果などがあり、以下のような効果を得ることが出来ます。

  • ノミ・ダニを退治する
  • カビや細菌の繁殖を抑制
  • アトピー性皮膚炎などの予防
  • 皮膚ダメージの回復
    • 紫外線によってビタミンDが生成され、皮膚に免疫細胞を寄せ付けることで起こる
  • 病原体のブロック機能の向上
    • ガン予防効果など

太陽光による紫外線は犬の皮膚にダメージを与え皮膚病を起こしたり、皮膚ガンの影響を与える事も懸念されます。しかし紫外線に犬が当たる時間をしっかりと飼い主が管理すれば、紫外線が犬にデメリットとなる前に日向ぼっこを終了し、犬がメリットだけをほぼ受けた状態に保つ事も出来ます

この犬が日向ぼっこで受ける紫外線の悪影響を考慮した、安全な日向ぼっこ時間は本文中の『夏の日向ぼっこを安全に行う為の対策とは?』で詳しく解説していますので、是非参考にして見てくださいね。

体内時計の調整

犬に限らず人間にも存在する体内時計と呼ばれるものですが、犬は太陽光を全身に浴びる事で体内時計をリセットすることが出来ます。体内時計には以下のような役割があります。

  • 生活リズムの調整
  • 換毛期の調整

逆に体内時計がズレてしまうと、犬はベストな換毛期の瞬間を逃し換毛するはずの時期がズレてしまったり、生活リズムが安定せずにストレスを抱えやすくなります。

犬の生活リズムや換毛期の調整を行うには、朝日を浴びるのが一番効果的に体内時計をリセット出来る方法となっています。また朝日を犬に浴びせると交感神経が刺激され1日を気持ちよくスタートさせてあげる事も出来ますので、生活リズムを整えるにはまず犬に朝日を浴びせる日向ぼっこから始めてみると良いですね。

犬が夏の時期に日向ぼっこを行うデメリットとは?

熱中症や紫外線による白内障・皮膚炎などの危険性がある!?

犬が長時間日向ぼっこをする上で危険となる要素は以下の通りになります。

  • 熱中症
  • 日射病
  • 白内障
  • 皮膚炎
  • 皮膚ガン
  • 病気や老化の促進

これらは夏の太陽光を長時間、身体に浴び続ける事で発症しやすくなっています。ではそれぞれのリスクについて見ていきましょうね。

熱中症や日射病

これは犬が日向ぼっこをしている間に夏特有の以下の影響を受ける事で発症しやすくなっています

  • 暑い外気温
  • 直射日光
  • 地面や建物からの放射熱
  • 地面からの照り返し

この他にも犬が夏の暑さに順応していない初夏頃や雨などで発生した湿気による湿度の高さからも犬は熱中症になりやすくなっています。犬は目安として60日程度の期間を得て、夏の暑い外気温に順応しますので、まだ夏の暑さに慣れていない初夏頃の日向ぼっこは犬が熱中症になる可能性が高くなっていますので注意が必要です

犬の熱中症とは、高温多湿な気候に犬の身体が上手く適応出来ず、体温を上手く下げる・調整出来ないことで起こります。そして全身の臓器による働きが鈍くなることで犬の身体に障害を引き起こす事を熱中症と呼びます。

熱中症は最悪の場合、犬が死に至る危険な病気ですので犬を日向ぼっこさせる際は犬がパンディング(ハァハァとする口呼吸)を行い、体温を下げる為の体温調整を行なっていないか?を確認しておきましょう。

犬が日向ぼっこをしている時にパンディングを行なっている場合は、犬の体温が上昇している証ですので、すぐに日向ぼっこを中止して犬の身体を冷やしてあげましょう。

白内障

犬の白内障には2種類のパターンが存在します。

  • 先天性
  • 後天性

先天性の白内障は遺伝的要因が強く、後天性の白内障は、加齢・外傷・糖尿病・他の目の病気と合わせて伴う発症の他に〝紫外線の浴び過ぎによる影響〝も関係してきます

犬が白内障を発症すると犬の目は白く濁り、視力が大幅に低下する事で以下のような症状を起こします。

  • ふらふらと歩く
  • 物にぶつかる

このような状態になると、犬は飼い主の介護がないと周りが見えない事で起こる怪我の可能性や、普段の生活がまともに送れないよう(ご飯や飲み水が上手く飲食できないなど)になります。

その為、紫外線の悪影響をを考慮して犬に日向ぼっこをさせる場合は長時間行うのではなく、短時間で終了させるのは勿論のこと、犬の目を守る紫外線に対する対策も取っていかなくてはなりません。

皮膚炎や皮膚ガン

夏の強い日差しを長時間、犬が身体に浴びていると紫外線を身体に貯める原因となり、以下のような症状を引き起こします。

  • 皮膚炎
  • 皮膚ガン
  • 被毛の傷み

犬の皮膚炎や皮膚ガンで特に注意しておきたいのは、日光過敏症と呼ばれる皮膚炎です。

日光過敏症は犬が強い紫外線を浴び続ける事で鼻の上部に発症する事が多く、以下のような症状を引き起こします。

  • 脱毛
  • 皮膚の赤み
  • 皮膚のただれ
  • 腫瘍
    • 慢性化する事でガンを引き起こす

特に超短毛の犬種(パグ・フレブルなど)は他の長毛犬などの犬種に比べ、紫外線をカットする被毛が無い為に、皮膚炎や皮膚ガンに掛かり易くなっていますので皮膚への紫外線対策が必要となります

病気や老化の促進

犬が日向ぼっこを通して紫外線を浴び過ぎてしまうと、活性酸素が犬の体内で過剰に分泌されてしまいます。活性酸素は本来ウイルスや細菌を除去・撃退する役割があり、適度な活性酸素の分泌は犬にとって必要な要素となります。

しかし、犬の体内で活性酸素が分泌され過ぎてしまうとウイルスや細菌だけではなく、健康な細胞までも攻撃対象とし除去や撃退を行おうと働いてしまいます。その結果、健康な細胞が破壊された事で病気や老化を身体に受け入れ易くなり、犬は病気や老化を促進させてしまう原因となります

夏の日向ぼっこを安全に行う為の対策とは?

外気温と日向ぼっこの時間帯や経過時間を考慮する!

では、上記の紫外線による白内障や暑い外気温が引き起こす熱中症をどの様にして対策し、犬が安全に日向ぼっこ楽しめるのかを見ていきましょう。

犬が夏の時期に日向ぼっこを楽しむ為に飼い主が取っておきたい対策とその理由は以下の通りです。

  • 1)日向ぼっこを朝6時〜8時までの間に行う
    • 気象庁が発表している紫外線の最も強い時間帯は正午になりますので、それよりも前の時間帯で日向ぼっこを行うのが紫外線が少なく安全
    • また、熱中症対策としても外気温が高まる朝8時以降は気温が高く、犬の体温が高まり易くなりますので、朝8時までに日向ぼっこを終えておくと良い
  • 2)日向ぼっこの時間は目安として、30分から60分以内
    • その日の外気温や湿度の他に風が吹いているかどうかを考慮した上で、時間を定めておくと良い
    • また、犬がパンディングを行うようになったら、犬の体温が上昇している証ですので、〝犬がパンディングを行う=日向ぼっこの終了〝と考えておくと良いですね
  • 3)犬が日向ぼっこをする場所の地面に、毛布などの熱を溜めない物を地面に敷いておく
    • 直射日光による、地面からの照り返しや放射熱を防ぐ為に必要な対策
  • 4)犬の周りに凍ったペットボトルや氷枕などを四方に置く
    • 夏の暑い外気温を凍らせたペットボトルや氷枕の冷気で対策する
    • また犬の体の下に氷枕などを敷いて、体温を下げてあげるのも効果的
  • 5)大量の冷たい水を用意する
    • 身体の内側から体温を冷やす目的の他に、脱水症状を防ぐ為に必要

この他にも、犬に対して犬用サングラスを装着させるのも紫外線による白内障の影響を防ぐのにおすすめな対策方法となります

また犬の日向ぼっこを行う際に家の中(窓を閉めた状態)で日向ぼっこを行えば、『クーラーが効いている為に犬は安全だよね?』と感じる方も居るかと思いますが、窓越しでの日向ぼっこはビタミンDの一部成分がカットされてしまう可能性が高く、せっかくの栄養素を逃す事となります。

もし暑い外気温による熱中症などを懸念されるのであれば、上記リストに記載した対策方法とは別に以下の対策で熱中症予防するのもありかと思います。

  • 1)窓を開けて室内のクーラーで冷えた冷気を外で日向ぼっこしている犬へ届ける
    • 庭や玄関先などの窓やドアがある目の前(外側)で犬を日向ぼっこさせておき、犬が居る側の窓や玄関を開けて冷気を送り、犬の体温を下げる方法
  • 2)窓を開けて室内で日向ぼっこをさせつつ、クーラーで犬の体温を下げる

この方法は人によって電気代の無駄と感じるかも知れませんが、犬の身体の健康を考慮すると、上記の『窓を開けて室内で日向ぼっこをさせつつ、クーラーで犬の体温を下げる』対策を施した日向ぼっこが一番安全かなと感じますね。

ただし、室内で日向ぼっこをしているとは言え、窓を開けていますので犬が脱走しないようにリードとハーネスを犬に装着した上で、リードの持ち手をフックなどに掛けておきましょう。当然、外で日向ぼっこする犬にもリードとハーネスの装着は脱走による怪我や迷子から犬を守る為に必要となります。

最後に:夏に行う犬の日向ぼっこの危険性や対策についてまとめてみました

夏の日向ぼっこが犬に危険とされる要因はコレ!

  • 熱中症
  • 日射病
  • 白内障
  • 皮膚炎
  • 皮膚ガン
  • 病気や老化の促進

これらの原因は〝長時間に渡って犬が紫外線を浴び続ける事が原因〝となりますので、短時間で日向ぼっこを終えるようにした上で、上記の項目を防ぐための対策を取れば夏でも犬は日向ぼっこを行う事ができます。

犬の日向ぼっこを安全に行う為に対策しておきたい項目はコレ!

  • 1)日向ぼっこを朝6時〜8時までの間に行う
  • 2)日向ぼっこの時間は目安として、30分から60分以内
  • 3)犬が日向ぼっこをする場所の地面に、毛布などの熱を溜めない物を地面に敷いておく
  • 4)犬の周りに凍ったペットボトルや氷枕などを四方に置く
  • 5)大量の冷たい水を用意する
  • 6)犬用サングラスの装着

このように短時間・紫外線の少ない時間帯に日向ぼっこを行えば、紫外線による悪影響を防ぐ事ができ(紫外線による悪影響は長時間浴びる事が原因となる為)、合わせて暑い外気温に対する熱中症の対策ともなります。


またね(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾

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