犬が生理で食欲減退する理由とは?食欲不振を解消する方法はコレ!

こんにちわん(`・ω・´)

この記事では、犬が生理(ヒート)の期間に食欲減退する原因と、食欲不振をどの様にして改善すれば良いのか?について紹介していきますね。

犬の食欲不振による食事量の変化は個々の体質によって、その幅が大きく異なり、中には食欲減退するどころか、以前よりも食事量が大幅に増えてしまう子も存在します。その為、『生理=食欲不振』ではなく、〝一般的に食欲減退する子が多い〝だけである事を理解した上で読み進めて頂けたらなと感じます。

そして、生理(ヒート)以外にも他の病気などが起因して、犬が食欲不振に陥っている場合も十分に考えられます。ですので、一概に〝生理(ヒート)だから〝と、考えずに犬が他の何かが原因で食欲減退している事も考慮した上で様子を観察出来る様に心掛けていきましょうね。

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犬の生理(ヒート)で食欲不振になる期間とは?

4つの発情周期と食欲不振・食欲減退となる期間はコレ!

犬の生理は一般的に〝ヒート〝とも呼ばれ、4つの発情周期に区分されます。

  • 発情前期(平均期間:6〜10日)
  • 発情期(平均期間:8〜14)
  • 発情休止期(平均期間:2ヶ月)
  • 無発情期(平均期間:4〜8ヶ月)

上記それぞれの項目の詳細は以下の通りです。

発情前期

雌犬の発情出血を確認する事ができ、この時期は子宮や卵巣が発情期に向けて準備を整える期間となります。この期間の間、〝外陰部の充血や腫れ(3倍近く膨張する事も)〝が確認できる他に、子宮の内側を覆っている粘膜〝子宮内膜からの出血〝が見られる様になります。

子宮内膜からの出血は個体差があり

  • 外陰部やその周りが〝出血で僅かに汚れる〝程度
  • 地面にポタポタと垂れ落ちる〝出血がハッキリと確認出来る〝程度

と、出血の量は様々です。

また、サイズによっても出血の量は異なり、大型犬は小型犬に比べ出血の量が多くなっていますので、飼い主は犬の生理に気が付きやすくなっています。

逆に小型犬は出血量が大型犬に比べ少なくなっており、自身で血を舐めとってしまうことから、飼い主が気が付きにくい場合が多い様ですね。

この期間の雌犬は交配出来る状態では無く、以下の様な体調や行動の変化を表します。

  • 普段よりも元気が無い
  • 食欲不振・食欲減退
  • 神経質
  • 陰部を舐める仕草
  • 尿の量が多くなる
  • 排尿頻度が多くなる

ただし、個体差によっては食欲が増す事もあるので、その他の体調変化や行動変化を主に注視して見ると良いですね。また、犬の生理(ヒート)は人間の様に閉経が起きることは無く、生涯に渡って生理が続く事となります。その為、愛犬が『どの様な生理症状を見せるのか?』を覚えておくと、後々の生理時に『生理が来た!』と飼い主はすぐに判断できる様になります。

ただし、歳を取ると共に出血量や生理の頻度などが異なってきますので、歳を取る毎に成犬時とは違った体調変化や行動変化、出血量、生理の頻度がある事を覚えておきましょう。

我が家の愛犬(老犬時)は2年越しに生理(出血)が来た事もありました。

〝犬の生理〝と〝人の生理〝の違いとは?

  • 人の生理は以下の通り
    • 妊娠が成立せずに排卵後の子宮内膜が剥がれ落ちた事でみられる出血
  • 犬の生理は以下の通り
    • 妊娠の準備で厚くなった子宮内膜が充血し、血液がにじみ出た事で起こる出血

その為、犬は発情出血の後に排卵が起きて、交配可能な状態となります。

発情期

発情前期による身体の変化を経た事で、雌犬が雄犬に対して交尾を許容、又は交配して妊娠することが可能な期間となります。

発情期に入ってから約3日後に排卵が起こるとされ、交配適期は発情出血から約15〜17日目となる、排卵後の約60〜108時間の間となり、約4日間は受精が可能な状態となります。

この発情期に起こる、体調の変化や行動の変化は以下の通りになります。

  • 発情前期の時と変わらず、陰部が3倍近く膨張した状態
    • ただし、陰部の硬さは多少柔らかくなる
  • 発情期の期間中、出血量が徐々に減少していく傾向がある
    • ただし、中には発情期が終わっても長期間出血が続く場合もあります。もし、あまりにも出血が長引く様でしたら、掛かり付けの獣医さんに見て頂くと良いですね。
  • 雄犬に対して、積極的に近寄る
  • お尻を雄犬に向け、尻尾を横に避ける〝許容姿勢(受け入れ態勢)〝
  • 普段よりも少々元気がない
  • 食欲不振・食欲減退
  • 神経質、又は興奮状態

こちらも発情前期と同じく、普段よりも食欲が増すタイプの子が居ますので、その他の行動や体調の変化を注視しつつ判断していきましょう。

発情休止期

発情休止期は黄体期とも呼ばれ、この期間は卵巣で受精卵の着床や黄体(妊娠の維持に重要な働きをする)が形成されます。黄体は妊娠が成立せずとも2ヶ月程度機能し、しばらくすると退行して次の排卵に向けて新たな卵胞が育ち始めます。

そして交配や妊娠の有無に関係せず、身体が妊娠している状態とほぼ同じ状態となり、以下の様な変化が見られる様になります。

  • ホルモンの影響による乳腺の発達や、乳汁の分泌
    • 個体差によっては見られない場合もある
  • 普段よりも元気がない
  • 食欲不振・食欲減退

そして、発情休止期の終わり間近では妊娠をしていなくても、以下の様な行動を起こす場合があります。

  • お産の場所を探す行動
  • ぬいぐるみなどのおもちゃを仔犬に見立てて、保育する行動
    • 警戒心が強まる
    • 引き籠りがち
    • 食欲が大きく低下する

この〝ぬいぐるみなどのおもちゃを仔犬に見立てて、保育する行動〝は『偽妊娠』と呼ばれ、雌犬が擬似子育てを行う状態となります。

この〝偽妊娠中〝の雌犬はぬいぐるみなどのおもちゃを〝我が子〝と捉えている為に、飼い主が無理矢理ぬいぐるみを取り上げようとすると、以下の様な行動を見せる事があります。

  • ぬいぐるみから飼い主を引き離す
  • 飼い主に対して吠える
  • 飼い主に対して噛み付く
  • ぬいぐるみから一切離れようとしない
  • 飼い主(ぬいぐるみに近づく者)に対して、強い警戒心を持つ

その為、愛犬が偽妊娠の症状を起こした際は、ぬいぐるみを取り上げずにそっと愛犬を見守る様にしておきましょう。

飼い主が愛犬との信頼関係を築けていれば、ぬいぐるみに近寄っても攻撃的な姿勢を示すことはありませんので、愛犬の体調管理だけはしっかりと確認しておくと良いですね。

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無発情期

無発情期とは、発情休止期〜次の発情前期が始まるまでの期間の事を指します。つまり生理(ヒート)が始まる前の普段通りの状態である期間の事です。

この無発情期の間はホルモンによる影響がほぼ無く、子宮や卵巣、乳腺などに変化は起こらず、行動自体にも変化は見られません。

4つの周期において注意しておきたい事

今回紹介した4つの発情周期による、体調や行動の変化、又は各期間の日数は一般的な行動や平均値となります。その為、個体差によっては生理期間が短い・長いなどの他に症状が一般的なものと異なる場合もあります。

この事から、これらの情報はあくまでも一つの目安であり、個体差が多少なりとも存在する事を忘れずに覚えておきましょうね。

そして、生理期間中は身体の変化によるストレスを患う可能性が大いに考えられます。ストレスが原因で、愛犬が体調を崩す、様子が極端におかしい(全く起き上がらない・水すら飲まない)などが確認出来る様でしたら、早急に掛かり付けの獣医さんに診察して頂く事をおすすめします。

また、生理期間中は吐き気や軟便などの症状も見られますが、以下の様な症状では他の病気を患っている可能性も考慮しておかなくてはなりません。

  • 明らかに愛犬の体調が優れない場合
    • 咳やくしゃみ、鼻水、目の充血、熱、水下痢など
  • 陰部から膿状で悪臭のオリモノが出てくる
  • 陰部から黄色っぽい液体が漏れている(子宮内で感染症を引き起こしている可能性)

では、犬が生理期間中に食欲不振・食欲減退となる原因には、一体何が関係しているのでしょうか?

食欲減退・食欲不振になる原因とは?

ホルモンバランスに関係があった

犬が生理中に食欲不振・食欲減退に陥る期間は『発情前期』・『発情期』・『発情休止期』の3つの期間中となります。そして、発情前期〜発情期に掛けて体内で、エストロジェンと呼ばれるホルモンが盛んに分泌される様になります。

このエストロジェンには食欲を抑制させる働きがあり、生理期間中の雌犬はこのホルモンが起因して食欲が低下する様になるのですね。ただし、これには個体差がありエストロジェンが分泌されているのにも関わらず、『食欲が生理前よりも増加した』なんて事もありますので、必ずしも食欲減退・食欲不振になる訳ではありません。

一般的に食欲不振・食欲減退する傾向の犬が多いというだけの事です。

生理中の食欲を改善する方法とは?

食欲の幅によって対処する

生理期間中に起こる食欲減退や食欲不振は、自然的な現象であり、多少の減少であればすぐさま対処する必要はありません。

しかし、普段の半分以下となる食事量や、全く食べないといった様子が長期に渡って続く場合は、犬の体力や免疫力の低下の他に、栄養失調に陥る危険性もあります。

その為、長期に渡ってまともな食事を行わない場合は、食事内容を変更、又は改良する必要性があります。

ドッグフードであれば、ぬるま湯に浸して嗜好性を高める他に、ウェットフードや肉の茹で汁をトッピングするなどの対策が有効とされますね。

手作り食の場合は茹で調理ではなく、炒めるなどの油を使用した嗜好性の高め方の他に、普段とは違う食材(肉の種類を変更する・さつまいもなどの愛犬が好む食材など)を取り入れる等の対策がおすすめです。

以下のリンクでは、ドッグフード・手作り食に関する嗜好性の高め方について詳しく解説していますので、是非参考にして見てくださいね。

ただし、それでも愛犬が全く食事に興味を示さない、食事を取らない場合は、一度掛かり付けの獣医師に相談して対策を立てておきましょう。

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最後に:犬が生理中に食欲不振となる原因とその対処法についてまとめてみました

犬が生理期間中に食欲減退・食欲不振に陥る原因は、エストロジェンと呼ばれる〝食欲を抑制する働き〝がみられるホルモンが関係しています。生理期間中の雌犬の体内ではエストロジェンが盛んに分泌されている為に食欲減退や食欲不振といった現象が見られる様ですね。

この食欲の低下は自然的な現象である為に、多少の範囲であれば問題はありません。しかし、あまりにも食事を取らない場合(全く食べない・普段の半分以下の食事量)は、栄養失調や体力・抵抗力の低下に繋がり、他の病気を誘発しやすい身体的状態となります。

その為、食欲減退や食欲不振の影響が大きい場合は、普段の食事に対し嗜好性を高めた改良やトッピングを行い、それでも改善されない際は掛かり付けの獣医さんに相談してみるのが良いかと思います。


またね(`・ω・´)

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