犬の虫除けをニームで手作りする!スプレーでのおすすめはコレ!

こんにちわん壁|ω・`)ノ ヤァ

この記事では、夏の時期に増える〝虫〝から、犬の身体を守るのに最も安全な成分だけを使用した、ニームの手作りスプレーの作り方を紹介しますね。また、何故ニームがおすすめなのか?市販の虫除けスプレーを使用しない理由についても紹介しますね。

犬の虫除けスプレーを手作りする理由とは?

虫除けスプレーに含まれている化合物の存在

一般的な犬の虫除けスプレーの原材料には、DEET(ディート)と呼ばれる化合物が使用されています。DEETはダニや蚊に対しての虫除け効果が高く、長い期間効果が持続するのが特徴で、適量の使用であれば、

  • DEET自体の毒性は低い
  • 犬の身体への悪影響は少ない

 とされています。しかし、DEETの使用方法には〝安全に使用する為の注意事項〝が定められており、以下のような注意事項があります。

  • DEETは人・犬などの皮膚に吸収されやすい化合物
  • 皮膚へ使用した際は、DEETが一カ月以上、皮膚に残る
  • 6カ月未満の子供には使用できない
  • 定期的な使用は害を及ぼす
  • アレルギー反応を引き起こす恐れ
  • 敏感肌の犬は、炎症を起こす恐れ

このような理由から、DEETを含む虫除けスプレーは危険と考えられていますね。また、

  • 犬が皮膚を舐める
    • 体内にDEETなどの成分が入る事で、中毒症状を引き起こす
  • 皮膚に合わなかった
    • 皮膚炎や脱毛症を引き起こす
  • アレルギー反応により
    • 脱毛症・皮膚炎・呼吸困難・最悪の場合、死亡する

などの、犬の身体を思って行った行動が、逆に犬を苦しめる原因となりますので、DEETを含む虫除けスプレーを使用するくらいなら、虫除けスプレー自体を使わない方が安全とも言えますね。

では、犬の散歩などで寄ってくる、

  • ダニ
  • ノミ

などの虫をどう対処すれば良いのか?犬の散歩では様々な虫が寄ってきますので、何かしらの対策はしておきたいですよね。

そこで私がおすすめするのが、〝ニーム〝を使用した虫除け方法です。では、『ニームとは一体何の事なのか?』を、下記にまとめてみましたので見ていきましょう。

ニームは『奇跡の木』『村の薬局』と呼ばれる!?

ニームとは?

ニームとはインドに自生している常緑高木で、

  • ニーム
    • 和名:インドセンダン
    • 正式名称:メリア・アザディラクタ
      • 意味は〝健康を与えるもの〝
  • 高さ15m~20m
  • 花は白色
    • 花から蜜の香り
  • 果実は丸形
    • 果実の色は緑や黄色
    • 果肉の味は苦い
  • インド全国に自生
    • 街路樹としても有名
  • ニームの木には、無駄な部分が無い
    • ニームの種子
      • 環境汚染を起こさず、益虫(えきちゅう)や人畜に無害な為、ニームの木は農家では重宝される
        • 益虫(えきちゅう)とは、人の生活の役に立つ昆虫の事
        • 例:ミツバチは蜜を溜める事で生産物として利用されるなど
    • ニームの葉
      • 燃やすことで、蚊などの虫を寄せ付けない
      • 抽出(ちゅうしゅつ)エキスには殺虫効果あり
    • ニームの花
      • 肥満になりにくい、蜂蜜が採取できる
      • 空気の清浄効果
    • ニームの木
      • 白アリが食べない事から、建築素材としての使用を考えられている
      • 小枝の端を噛むことで起毛し、歯磨ブラシとして利用可能

このような特徴があり、インドでは数千年前から『自然療法として、ニームの木を使用していた』、との記述も見つかっていますね。そんな歴史あるニームの木には、

  • 抗菌
  • 抗炎症
  • 忌虫作用(きちゅうさよう)
    • 虫を寄せ付けない

の効果が非常に高く、インドではニームを使用して

  • 切り傷
  • 火傷
  • 腹痛
  • 皮膚炎
  • 内臓疾患
  • 細菌による感染症
  • 歯周病
  • 高血圧
  • 循環系疾患(じゅんかんけいしっかん)
  • 消化器系疾患
  • 糖尿病
  • 関節炎

などの怪我や病気に用いられるほど、信頼を寄せています。そして、その効果は数千年に渡って利用されて来た事から、歴史がニームの効能を実証していますね。これが村の薬局と呼ばれる所以です。

またこれら薬効(やっこう)以外にも、ニームには昆虫忌避作用(こんちゅうきひさよう)がとても強いことで知られています。ニームの木は

  • ダニ
  • ノミ
  • ハエ
  • ゴキブリ

などを含む、300種類以上の害虫に分類される昆虫に忌避効果(きひこうか)があると、アメリカ政府環境保護庁が正式に認可していますね。世界中の病害虫やばい菌への効果は、確認されているだけでも約1000種類とされ、ニームを認可している各国の効果が認められた害虫の数は、

  • インド:900種類
  • アメリカ:300種類
  • ドイツ:500種類
  • オーストラリア:300種類

と、膨大な数の昆虫に効果がある事が分かっていますね。また、ニームの木が昆虫に与える効果には以下のようなものがあります。

  • 殺虫効果
  • 忌避効果
  • 生育停止
  • 食欲減退
  • 摂食阻害
  • 生殖不能

これらは、ニームが保有する〝アザディラクチン〝と呼ばれる、ニームのオイルに含まれる成分の働きによるものですね。この、アザディラクチンの凄い特徴は

  • 害虫には防虫効果を発揮するが、益虫(えきちゅう)と呼ばれる、植物に良い影響を与える昆虫には効果を発揮しない
    • ミツバチやてんとう虫など
  • 鳥類や哺乳類には、悪影響を与えない
    • 人や犬に対して無害

となっており、農家の人にはまさに打って付けの防虫剤となるのですね。私達飼い主からしても、犬の虫除けになる他に、農家の方々がニームを防虫剤として使用してくれたら、散歩道で農薬の有無による犬の身体への悪影響を、心配せずに済みますので助かりますよね。

これらのことから、ニームは『村の薬局』以外に、神が与えた『奇跡の木』とも呼ばれています。

犬に対するニームの木の効果をまとめてみると、以下の通りになります。

  • 化合物による中毒の危険性が無い
  • ニーム自体の毒性は限りなく低い
  • 肌の弱い犬でも、安心して使用が可能
  • アレルギー反応の危険性が無い
  • 散歩で天敵となる、ノミやダニを寄せ付けない
  • 虫刺されの痒みや赤み箇所に、少量塗る事で応急処置ができる

こんな感じで、ニームは犬にとって良い効果を与えてくれますね。

しかし、少しだけ注意して頂きたい事もあります。それは

  • ニームの成分は外用に対しては無害となりますが、内用に対しては絶対に安全とは言えない
    • 犬に対する中毒は限りなく0に近いですが、あまりにも大量にニームの成分を摂取した際は、中毒症状が起こる可能性もあります
      • とは言え、ニームを大量に食べる事はそもそも考えられないので、あまり気にする必要はありませんね
  • ニームの成分が、臭い
    • 人によっては、にんにく臭やらっきょ臭とも言われています
    • ニームは独特な匂いで虫を寄せ付けませんが、あまり犬の被毛に付け過ぎると、虫だけではなく、飼い主も犬に近寄りがたい状態となってしまいます

これらの中でも、特に匂いが問題とされており、あまりにも臭いと犬がストレスを感じてしまう恐れがあります。その為、ニームで虫除けスプレーを手作りする際は、配合に注意しておく必要がありますね。

では、犬の虫除けにおすすめする、ニームの手作り虫除けスプレーの作り方がどんなのか、下記にまとめてみましたので見ていきましょうね。

ニームの手作り虫除けスプレーの作り方とは?

犬の手作り虫除けスプレーに使用される、ニームには以下のような種類が使用されます。

  • ニームの葉(乾燥)
    • オーガニックで原材料がニームのみ記載の商品を選択
    • エキスやオイルを一から作りたい人におすすめ
  • ニームパウダー
    • 加工品のニームエキスの為、ニーム100%の不純物が含まれていない商品を選択
  • ニームエキス
    • 加工品のニームエキスの為、ニーム100%の不純物が含まれていない商品を選択
  • ニームオイル
    • 加工品のニームエキスの為、ニーム100%の不純物が含まれていない商品を選択

ニームエキスやオイルは、虫除けスプレーを構成する、その他の材料と混ぜ合わせるだけですので、初心者の方には手軽に始めやすいニームの種類になりますね。ただし、これら商品には

  • 化学物質
  • 合成物質
  • その他原材料(お茶など)

が含まれている事もありますので、犬の安全面から見ると、オーガニックニーム100%の乾燥葉から、ニームのエキスを抽出する方が安心できますね。

また、犬の虫除けスプレーを手作りする際、一般的に使用される材料は以下の通りになります。

  • ニームエキス
  • 精製水(せいせいすい)
  • 無水エタノール
  • 精油(せいゆ)
    • 100%純粋な種類を選択
    • 原液は刺激が強く、皮膚炎などの危険性がある
    • 体内に入れる事で、肝臓への悪影響を引き起こす
    • 粘膜周りへの使用は危険
    • 犬にとって、香りがストレスに感じる事もある
    • アレルギー反応が起こる可能性
    • 精油の中には、神経毒などの毒性の強い種類も存在する

虫除けスプレーのほとんどでは、上記材料を配合して、作成されていますね。しかし、

  • ニームは単体で虫除けの効果を持つ
  • 犬の身体に安全な原材料を探した結果がニーム

と、なりますよね?折角、愛犬の身体を思ってニームを選択したのに、虫除けスプレーを配合する際に、ニーム以外の危険性が考えられる材料を混ぜ入れてしまっては、元も子もありません。その為、ここでは〝ニームと水〝以外の原材料を使用しない、犬の身体に優しい、おすすめの虫除けスプレーの作り方を紹介しますね。

おすすめの手作り虫除けスプレーの作り方はコレ!

私がおすすめする、ニームを使用した虫除けスプレーの作り方は、以下の通りになります。(オーガニックニームの乾燥葉を使用)

  • 1)鍋に水を入れて、火に掛けます
    • 水の量は、完成したエキスが7日から10日で使い切れる量
    • スプレーボトルの内容量が150mlと考えると、その前後の水分量で作ると良いかと思いますね
  • 2)お湯が沸騰したら、火を止めてニームの乾燥葉を鍋の中に入れます
    • ニームの乾燥葉を入れる量は、初めての場合、150mlの水に対し2~3つまみを目安にしてみて下さい。(あくまで、私が考えるベースとしての配合)
    • ニームの乾燥葉は入れる量によって濃くなりますので、濃い程、防虫効果が期待出来ます
    • ただし、防虫効果が期待できる一方で、ニーム独特の香りも強くなりますので、お好みの濃さを探すのが良いかと思います。
  • 3)ニームの乾燥葉をお湯の中に入れたら、2~3時間程待って完成です
    • ニームエキスの作り方は、鰹節で出汁を取るやり方と同じですね
    • ニームは沸騰したお湯で煮込むと、効果が半減しますので、煮込みたい場合は沸騰させない様に注意して下さいね。

このようにして、ニームの虫除けスプレーを手作りするのですが、少し気を付けて頂きたい事があります。それは、大量に作らない事です。ニームのエキスを抽出(ちゅうしゅつ)して、長い期間放置していると、

  • 成分が変化して、防虫効果が無くなる
  • 水そのものが腐る

可能性が非常に高いので、7日~10日前後で使い切れる量で作成して、使用しない時は冷蔵庫などで保管する様にしておきましょうね。

また、成分の変化を起こさせない為にも、ニームの虫除けスプレーを入れるボトルは〝遮光(しゃこう)ボトル〝を使用するのがおすすめですよ!

最後に:犬の手作り虫除けスプレーについてまとめてみました

ニームを使用したおすすめの、犬の虫除けスプレーの作り方はコレ!

  • 1)鍋に水を入れて、火に掛けます
  • 2)お湯が沸騰したら、火を止めてニームの乾燥葉を鍋の中に入れます
  • 3)ニームの乾燥葉をお湯の中に入れたら、2~3時間程待って完成です

ニームの効果である、高い防虫効果と哺乳類への無害という性質を考えれば、水とニーム以外の余計な材料は要らず、天然素材だけの材料で犬の虫除けスプレーが手作りできますね。逆に精油や無水エタノールなどを配合してしまったら、犬の為に安全な素材(ニーム)を選択したのが、台無しになってしまいます。

その為、『何のために虫除けスプレーを手作りするのか?』を、しっかりと考えた上で、虫除けスプレーを手作りしてみましょうね。ニームの虫よけスプレーは、犬への防虫対策以外にも、ソファーなどのノミやダニが潜む箇所への、防虫剤としても使用できますので是非お試しくださいね。


またね(*‘ω‘ *)

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